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低予算でもなぜ強い? 湘南ベルマーレと日本サッカーの現在地 光文社新書

戸塚啓

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334038496
ISBN 10 : 4334038492
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan

Content Description

予算規模で圧倒的なまでの劣勢を強いられるクラブばかりのJ1リーグへ、2015年のベルマーレは戦いの場所を移す。大企業に敢然と立ち向かう中小企業然としている。これが家電メーカーの争いだとしたら、ベルマーレに勝機はない。どれほど優れた商品を生み出しても、資本力で押し潰されてしまう。サッカーは違う。予算の壁を越えて、勝利を引き寄せることができる。(プロローグより)2014年、開幕14連勝、その後21戦負け無しの新記録を作り、史上最速でJ1昇格を決めた湘南ベルマーレ。足りないものを悔やまない、Jリーグが誇るべき「中小企業」の15年間の奮闘を、スポーツライターが丹念に追ったビジネスノンフィクション。

目次 : 第1章 走る実験室/ 第2章 コンテンツとしてのサッカー/ 第3章 サッカーだけを教えればいいのか/ 第4章 「ここで仕事をしたい」と思わせる力/ 第5章 サッカーの現場、営業の現場/ 第6章 サッカークラブの「稼ぐ」力/ 終章 Jリーグのサッカーは「面白い」のか?

【著者紹介】
戸塚啓 : スポーツライター。1968年神奈川県生まれ。法政大学法学部卒業後、日本スポーツ企画出版社入社。月刊『サッカーダイジェスト』(後に週刊)の編集者・記者としてJリーグ、日本代表を担当。1998年に独立後は『Sports Graphic Number』などのスポーツ誌で様々なスポーツノンフィクションを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    大資本のバックアップもなく、多くのプロスポーツがひしめく神奈川県で、湘南ベルマーレがどういった方向を向いて、どんなことをやろうとしているのか、会長の真壁氏、社長の大倉氏、監督の曹貴哉氏、TDの田村氏、営業部長の坂本氏など湘南に関わる人々の様々な視点から、その思いを熱く語った1冊。湘南のサッカー自体の説明は概念的なものですが、全体で同じ方向を向いて、同じコンセプトで動くことの大切さや、ロジカルだけでなくパッションも大事にしていく姿勢など、頑張って欲しい、応援したいと思える感じるところの多かった一冊でした。

  • ふろんた2.0

    実は1年だけ後援会に入会したことのあるベルマーレ。予算規模はJ1では、最下層。大企業のバックアップもなければ自治体の規模も大きくない。県内にライバルチームも多いので、急に大きな支援が舞い込んでくることも考えにくい。だが、経営規模で劣っても決して諦めず走り続ける湘南スタイルがここにある。川崎とは全く異なる戦術なので、対戦は楽しみだ。ところで、ららぽーとが平塚にできるのを本書ではじめて知った。間違いなく観戦時の駐車場として使われちゃうから、それが営業妨害になるのか相乗効果を生み出せるのかの手腕が問われる。

  • ばんだねいっぺい

    このまんま経営も湘南スタイルで駆け抜けていってほしい。

  • kawa

    松本山雅のJ1昇格ドキュメントの次がこちら。地域総合型スポーツクラブを目指すベルマーレの理念や経営周りがテーマ。チームを思い、あえてシーズンチケットを買わず割高な当日券で入場するファン、チームの宝、ドラマだなと思う。でも本書では、今日の岡山戦で活躍した松本のパウリーニョが、何故ベルマーレを出たのかは良く解らないな(関係ないか…)。まあ、今日久々に山雅戦のTV中継を見たけれどそれ程ときめかなかった。やはり、山雅とベルマーレ戦の生を見に行くベキだろうな。面白い本、でも当たり前だが本当のところは届かない。

  • 文章で飯を食う

    久しぶりに熱い本を読んだ。登場人物が、みな熱い。勝ち負けだけで無く負けても面白いサッカーを目指す。だが、負けて良いわけでは無い。ファンに喜んでもらうために、最後の最後まで走り続ける。経営面や組織論として面白かった。今度は戦術面の解説書が読みたいな。

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