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増補 「戦争経験」の戦後史 語られた体験 / 証言 / 記憶 岩波現代文庫

成田龍一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006004231
ISBN 10 : 4006004230
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦争とどう向き合い、受けとめるか──戦後、人々は直接的な体験の有無にかかわらず、戦争との距離をはかることによって自らのアイデンティティを確認し、主体を形成してきた。敗戦からの時間的経過や社会状況に応じて変容してゆく戦争についての語りの変遷をたどりながら、戦後日本社会の特質に迫る。解説・平野啓一郎。

成田龍一(Ryuichi Narita)
1951年大阪府生まれ。日本女子大学で30年、教鞭をとる。歴史学者。近現代日本史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。著書に『近現代日本史との対話【幕末・維新―戦前編】』『同【戦中・戦後―現在編】』(集英社新書)、『近現代日本史と歴史学』(中公新書)、『大正デモクラシー』(岩波新書)他多数。

【著者紹介】
成田龍一 : 1951年大阪府生まれ。日本女子大学で30年、教鞭をとる。歴史学者。近現代日本史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • CTC

    岩波現代文庫の8月新刊。著者は日本女子大社会学部教授。戦後に著された戦争に関連するテキストを時系列に考察して、その変遷を辿ろうとするもの。著者によれば、語られる内容は50年代には「体験」が中心に語られ、70年代は「証言」、90年代には「記憶」の時代と変遷するということだ。この区分けはやや意味不明ではあるが、50年代には社会全体が戦争経験者で占められていたし、70年代になって慰安婦問題や南京戦などの議論が活発になっている。90年ごろからは当時を知る人も少なくなり、更に議論一巡の感があるのは確かだ。ただ退屈。

  • 岡本 正行

    太平洋戦争に関する経験は、左翼的な書籍が多く、一方的に戦前の体制が悪い、あるいは天皇制護持のスタンスのものが多い。どっちにしても読む気にもならないが、この本は、戦争を公平かつ適切に評価している。いい本である。思想的な立場で戦争を評価しても、あまり参考にならない。

  • 吉田よしこ

    ★★★☆☆

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