Books

誤解だらけの子育て 扶桑社新書

成田奈緒子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594095734
ISBN 10 : 4594095739
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「いい子にしてえらいね」とほめる、宿題は終わるまでつきそう、スマホやゲームは親が管理する‥
これらはすべて、脳育て理論的には間違っています!

ベストセラー『高学歴親という病』『「発達障害」と間違われる子どもたち』の著者である小児脳科学者が、子育てのよくある誤解を紐解き、子どもの“生きる力”を伸ばすための正しい方法を解説します。

“「はじめに」より”
私が小児科医になってもはや35年以上が経ってしまいました。いろんな親子に出会ってきました。私が本当にいつも残念だと思うのは、親御さんの思いが、行動としては真逆に出てしまい、結果として子どもに全く伝わってない、どころかむしろ害悪になっていることがあまりにも多いことです。

現代の子育ての状況を見ていると、情報過多の中で理想とされる子ども像を描き、それに向かって必死に育て上げようとするけど、思ったように子どもが「動いてくれなくて」こころ折れ、結果、無駄に怒ったり悲しんだりしている親御さんが多いと私は感じます。とても閉塞して利己的な育児環境だと思います。子どもはもっとつらいです。逃げ場のない家庭環境で苦しんだ挙句にさまざまな心身症状を出します。
(中略)
本書は、現代の子育て情報過多の中で苦しんでいる親御さんが少しでも楽になって笑顔になってくれることを願ってつくりました。
ここに書いてあることを「絶対守らなければ」と思うとまた苦しくなってしまうので、「だいたいそういうことね」と思って、あとはご自分の感性に従い、社会につながる姿をできるだけ子どもに見せることを目標に、毎日の生活をつなげていってくだされば幸いです。

【著者紹介】
成田奈緒子 : 小児科医・医学博士。公認心理師。子育て科学アクシス代表。1987年神戸大学卒業後、米国セントルイス・ワシントン大学医学部や筑波大学基礎医学系で分子生物学・発生学・解剖学・脳科学の研究を行う。2009年より文教大学教育学部教授。臨床医、研究者としての活動も続けながら、医療、心理、教育、福祉を融合した新しい子育て理論を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • はづきち

    オーディオブック。小児脳科学者の著者が、泣かない子はいい子、学習は年齢が低いうちから、ゲーム・スマホは親が管理、など子育てで「よい」と言われていることの誤解を解こうとする本。子どもは「からだの脳」「おりこうさんの脳」「こころの脳」の順で脳を発達させるべきで、5歳までは原始人を育てることを意識する。そのためにはまず8時に寝かせることを徹底するべき。最終的には「ありがとう」「ごめんなさい」「おかげさまで」を言える子になればよい、とのこと。 寝る時間など耳が痛い話ばかりで、全部直すのは無理だな。参考程度で。

  • せっかちーぬ

    からだの脳、お利口さんの脳、心の脳の順番に育てるということは、明確で分かりやすい。いいベビーシッターに会えればいいけど、なかなか難しいこの地域。頼れるところは保育施設。全うするにはかなり苦戦を強いられることだろう。できる範囲で。うちの子はそれぞれ大きくなり、それなりの進路選択をできてよかったと思うけど、そんなのは結果でしかなく。自分ちのことはあまり持ち出さず、ちょっとしたアドバイスに留めたい。と、いつも子育て本を読み思う。

  • 柏葉

    「はじめに」の4歳児の親子のやりとりに興味をもって購入。脳の育つ順番(からだの脳→おりこうさんの脳→こころの脳の順に育つ)や「ペアレンティング」(ブレない生活習慣を確立する、親子がお互いを尊重して協力し合う体制をつくるなど)メソッドなどいいことが書いてあるのだが、いかんせん項目が多すぎて一つ一つの事例に対する解決策が表面的なものに留まっているのと、いくつかある筆者の娘の事例が自慢に聞こえて、心に残らなかった。具体的に対処したければ、筆者が主宰する「子育て科学アクシス」に参加する必要があるんだろうな。

  • 家主

    60C 同じ著者の本(その一言が子どもの脳をダメにする)を読み、考え方が合っていると思ったので読んでみた。やはり前に読んだ本と共通する部分が多く、より理解は深まったが、もう一冊の方が頭に入りやすいと思った。

  • yunyon

    自立とは、「自分一人で生きていける力」ではなく、「自分一人では生きていけないので、誰か助けて!」といえる力、レジリエンス(困難を乗り越える力)はソーシャルサポート、自己効力感、社会性から成り立つもので、結局、子育ての最大かつ最終目的は「ありがとう」「ごめんなさい」「おかげさまで」がいえる人間になること…、果たして私は息子たちをそういう人間に育てられただろうか…。そうだといいのですが。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items