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ISBN 10 : 4883251918
Content Description
戒律の第一に置かれる不殺生戒を破り、中世の仏教教団に武力を有する僧兵が存在したのはなぜか。織田信長による比叡山焼き討ちの検証を皮切りに、鎮護国家仏教に内在した王法と仏法の関係、延暦寺中興の祖・良源の功罪、その武力正当化の論理に迫る。
目次 : 第1章 信長の比叡山焼き討ちを検証する/ 第2章 中世寺院の武力―僧兵とは何であったか/ 第3章 僧兵のイメージを見直す/ 第4章 良源は「僧兵の創始者」か/ 第5章 鎮護国家仏教と武力正当化の論理/ 第6章 延暦寺と三井寺―分裂と抗争の理由/ 第7章 秀吉による三井寺闕所の謎/ 第8章 延暦寺の堅田大責とその背景
【著者紹介】
成瀬龍夫 : 1944年、旧満州国生まれ。高知県で育つ。大阪外国語大学中国語科卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程単位修得、経済学博士(京都大学)。京都府立大学女子短期大学部助教授を経て、滋賀大学経済学部教授、滋賀大学長を歴任。元放送大学滋賀学習センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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in medio tutissimus ibis.
読了日:2022/07/18
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