わが半生 「満州国」皇帝の自伝 下 ちくま文庫

愛新覚羅溥儀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480026637
ISBN 10 : 4480026630
フォーマット
出版社
発行年月
1992年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
小野忍 ,  
追加情報
:
15cm,485,20p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • owl&shepherd さん

    ジョンストンの『紫禁城の黄昏』では溥儀が中心だった。家庭教師から見た皇帝と皇帝から見た家庭教師では、扱い方が違う。そんな当たり前のことを見せつけられた。『満州国演義』で船戸与一が「猜疑心のかたまり」と書いた本人は本書でそれを認めている。溥儀のあたまにあるのは、自分の「位」だけ。取り巻きは身内を除き、彼を利用したい人間、彼から盗む人間しかいない。生まれてからずっと牢獄に閉じ込められていた彼が解放されたのはいったいいつのことだったか。社会的動物である人間は、真に解放されることなどないのだろう。

  • 金平糖 さん

    B。

  • A.yukari さん

    物心つく前に皇帝となり、退位してからは復辟を目指す旧臣に育てられた溥儀。満州国皇帝となったことが彼の罪だが、果たしてそうなのか?皇帝となってから文革のさなかに亡くなるまで、溥儀の人生は、人の思惑と政治と時代に翻弄され続けたように思う。収容所で、自分の能力が子どもにも劣ることを知り、自分を皇帝にした西太后を憎むくだりが印象的。溥儀の罪は、日本人の罪でもあり、読み進めるのが辛い箇所もあった。この本を読む前に、映画のラストエンペラーを見た。溥儀の人生を美しくまとめた傑作だと思う。だが、現実はもっと重く、辛い。

  • non_monami_818 さん

    戦争に翻弄される皇帝。 文化大革命の後の、中華民国礼賛には、ちょっと辟易したけれど。

  • かにーじゃ さん

    戦争中〜末期に日本は、溥儀をはじめ、満州の一般人(小作人?)からも食料等を収奪していたのはひどいと思ったが、戦争&植民地とはそんなものなのだろうとも思った。 日本敗戦後に溥儀がソ連に連れて行かれ、しばらく生活したとは知らなかった。 この敗戦後の溥儀の心情は、非常に貴重(実は、尋問に対して嘘をついていた等)である。 戦後、溥儀の取り調べを行った中国検察が、とても素晴らしい態度・発言であり、驚きとともにこれは信じがたい。

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