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ゆうれいのまち 怪談えほん

恒川光太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784265079544
ISBN 10 : 4265079547
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

真夜中にともだちがまどをノックした「あそびにいこうもりのむこうにゆうれいのまちがあらわれるんだ」恒川光太郎と大畑いくのが奇妙な世界へと誘い込む。

【著者紹介】
恒川光太郎 : 1973年、東京都生まれ。2005年「夜市」で、第12回日本ホラー小説大賞を受賞してデビュー

大畑いくの : 1973年、神奈川県生まれ。アメリカ・ワイオミング州のウェスタンワイオミングコミュニティカレッジで油絵を学ぶ。2005年、東京・中野での初個展以来、数々の個展、グループ展、ライブペインティング、挿絵の仕事で活躍中

東雅夫 : 1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。1982年『幻想文学』を創刊し、2003年まで編集長を務める。現在は怪談専門誌『幽』編集長。著書『遠野物語と怪談の時代』で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ある真夜中、窓の外から友達が誘いに来る。「今夜はゆうれいのまちが表れるんだ。一緒に行こうよ」そんな始まり方で、主人公はそのゆうれいのまちから帰ってくる事なくそこに何年も生き続け、やがて・・というお話。色づかいについては個人的に好みではないのだけど、ゆうれいのまちなんだから仕方ない(笑)天国みたいに綺麗じゃダメらしい。一番怖いのは読み終えた後だ。ホッとしていいのか、それともあれはやっぱり、そういうことなのか?などとつい考えてしまい、気づくとゾワッとしている。どうかすべてが主人公の夢の中でありますように。

  • KAZOO

    怪談えほんシリーズのうちの1冊で恒川光太郎さんと大畑いくのさんによる作品です。絵と内容がアンバランスであってそれが読んだ後の怖さをさらに増加させているような気がしました。輪廻転生ではないけれど同じような話の続きになる感じもじわっときます。このシリーズは子供向きではないけれど読んでいて楽しいですね。

  • 麦ちゃんの下僕

    「怪談えほん」シリーズを読むのは3冊目。友人に誘われて「ゆうれいのまち」を見に行ったら…というお話。恒川光太郎さんの文章はリズミカルで、一見さほど怖さを感じないようでいて…実はストーリー全体に仕掛けが!?一方、大畑いくのさんの絵は、タッチや色使いが独特の“不気味さ”を演出していますね。何より、シャガールを思わせる人物像(特に、感情を読み取れない表情)が実に良い感じです!

  • gtn

    徳南晴一郎のデッサンに似た人物の誘いにより、幽霊の街に迷い込み、現実感を喪失する。地に足が付かないまま年を重ねる不安はいかばかりか。その先には絶望がある。

  • らったった

    怪談シリーズ4。恐怖の色の使い方が特徴的だなぁと思いました。絵もどろどろしていて、今にも溶けてしまいそうです(>_<)結局この世界から脱け出せたのかなぁ。怪談シリーズを読んで恐怖に対する免疫力がついてきた気がします(*^^*)最後は宮部みゆき著者のホラーです。一番怖そうです(^^;

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