Product Details
ISBN 10 : 4787292676
Content Description
怪異は、恐怖の対象として忌避されると同時に、好奇心を刺激して多くの人々を魅了してきた。怪談師、心霊術、分身、透明人間、『トワイライトシンドローム』、「意味が分かると怖い話」―怪異が娯楽や趣味としても受容されてきたことを、多角的な視点から照らし出す。
目次 : 第1部 怪異を語る(幽霊に萌える、怪異で遊ぶ/ 語り継がれる狸合戦―阿波における憑依と遊戯/ 怪談師の時代/ 「意味が分かると怖い話」とは何か―「似ている話」を探して、作って、読み換える、遊び)/ 第2部 怪異を表現する(分かたれた「己」で、遊ぶ―森〓外「不思議な鏡」が映し出す分身譚の愉しみ/ 大正、“霊交術事件”の夏―奇術としての心霊術/ 透明人間現る―隠れる物語から露わにする物語まで)/ 第3部 怪異を操る(一九八〇年代の「こっくりさん」―降霊の恐怖を払拭する「キューピッドさん」の戦略/ 怪異と「遊ぶ」装置―『トワイライトシンドローム』を手がかりに/ 怪異に学び戯れる人々―妖怪文化を育む虚構の共同体に着目して)/ 特別座談会 怪異を創る楽しみ
【著者紹介】
一柳広孝 : 1959年、和歌山県生まれ。横浜国立大学教育学部教授。専攻は日本近現代文学・文化史
大道晴香 : 1985年、青森県生まれ。國學院大學神道文化学部助教。専攻は宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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HANA
読了日:2022/06/16
へくとぱすかる
読了日:2022/06/21
ワッピー
読了日:2022/07/25
∃.狂茶党
読了日:2025/05/30
qoop
読了日:2022/07/04
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