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9割は無駄。

志茂田景樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866673073
ISBN 10 : 4866673079
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan

Content Description

無駄な時間を過ごしているのではないか、と不安になることがあるかもしれない。けれど、無駄だと思っていることはけして無駄じゃない。そう言える根拠が、この本の中にある。

目次 : 第1章 1割の幸せを見つけろ(1回こっきりの人生だから、攻めに出て正解だよ。攻めて何を生み出すのか。その理念を明らかにできないと、いずれ立ち往生するぜ。/ 自分を不幸せに見るな。1割の幸せを見つけろ。その輝きが、9割の翳りを明るくする。 ほか)/ 第2章 希望がないときがあってもいい(幸せって厄介だ。ガンガン仕事をして毎夜好きに遊びまくっても幸せなんて感じなかった。虚しさは感じてもね。今はベッドから車椅子に移った瞬間、ふっと安心する。これが幸せか、って感じながら車椅子生活がスタートする。厄介だな、こんなときに感じさせて、と愚痴ろうと思っても、いないんだ、もう。/ 希望がないときがあってもいいんだよ。常に同じ希望か、その都度コロリと変えた希望かは知らないが、希望を持っているだけでは何も変わらない。そのことに気づき希望に振り回されていただけの自分を捨て、希望がない自分と真剣に向き合え。そこから立ち上がった希望こそ自分を託せる本物の希望になる。 ほか)/ 第3章 人はお互い様で生きている(仕事付き合いは別にして、楽しいときだけ会いたい人、つらいときだけ会いたい人がいる。きっと人はそのときの感情と波長が合う人を求める傾向があるのだろう。その意味で多様な人間関係は悪くないが、楽しいときは楽しいなりに、つらいときはつらいなりに無理なく波長を合わせられる人を友として大切にしたい。/ 2、3日経てば忘れてしまうぐらいの親切、つまり、ささやかながら気持ちのこもった親切はどんどんしたほうがいい。されたほうは深く心に残す。生死の岐路に立ったとき、こういう親切な人がいるんだからもう何日か生きて頑張ってみようと考え直しい立ち直りのきっかけを掴んだ人もいる。親切は巡る。 ほか)/ 第4章 心配するなよ、大丈夫だよ、それでいいんだよ(必要以上に萎縮しない。しっかり目標を立ててみよう。高いものではなく身の丈ほどの目標だ。何年か経てば、あんな状態のときでも目標を達成することができた、という人生を通しての自信になる。/ 何があっても自分を責めるなよ。自分の心を傷めるなよ。そんなことを習慣にしているとすべてが後ろ向きになっちゃうんだよ。どんなときも、いいからいいから気にすんな、でいいんだよ。たいしたことじゃないもの。責めることを習慣にしてしまうから大ごとになってしまうんだよ。 ほか)

【著者紹介】
志茂田景樹 : 1940年、静岡県生まれ。中央大学法学部卒業後、さまざまな職を経て作家を志す。1976年、『やっとこ探偵』(講談社)で第27回小説現代新人賞を受賞。40歳のとき、『黄色い牙』(講談社)で第83回直木賞を受賞。ミステリー、歴史、エッセイなど多彩な作品を発表し続けている。活字離れに危機感を持ち、「よい子に読み聞かせ隊」を結成、自ら隊長となり幼稚園や保育園をはじめ、さまざまな箇所を訪問。絵本『キリンがくる日』(木島誠悟・絵、ポプラ社)で第19回日本絵本賞読者賞“山田養蜂場賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はるま

    とても勇気をもらえる内容でした 初読作家 作品の中にもあるように、志茂田さんは1990年代の前半に超多忙のスケジュールをこなしていたとのこと 確かにマスコミにかなり出演されてたように思う なんせあの奇抜なファッションセンスに髪型(髪色?)は度肝を抜かれましたよね なんとなく作家とした覚えてなかったのですが、直木賞受賞作でもあり、特に若かりし頃はいろんな職歴の持ち主で、また絵本作家としても社会貢献をされているとのこと そんな方だからこそ、困難な体験にも遭遇されてるからこそ本作の内容に説得力があり感動したね

  • ただぞぅ

    奇抜なヘアスタイル等で一世を風靡した志茂田影樹さん。本書を通じ作家であることを知り代表作品が気になるところだ。フリーライターとノンフィクションライターの違い、同じ書き手でも前者は決められたテーマを定められた枚数の中でいかに読者の興味を惹きつけられるかが求められ、後者は、何年もの時間をかけて地を這うような取材が必要不可欠だ。どちらも豊かな筆力と高度なテクニックが欠かせないがこれらの誘いを蹴って自分の向いているジャンルに挑戦し続けた姿勢に勇気をもらった。攻めに出る時は半ば破れかぶれでも攻めにでるべき。

  • 麦ちゃんのおすすめがオススメ

    いい本だった。目次の写真撮ったので、見返そうと思う。何があっても動じない、と朝に言って起きるのをマネしてみようかな。

  • bookshelf_yt07

    この方を初めて見たのは子どもの頃に放映していた戦隊物特撮だったか。カラフルな髪をしたおじさんくらいしか思ってなかったが、人生9割は無駄と言い切る潔さが良い。過去の失敗や後悔は経験値の図書館だが、今をどう生きるか大事という言葉が印象に残った。

  • ちーにゃ

    2022 40冊目

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