ロックで独立する方法 [新潮文庫]

忌野清志郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101273129
ISBN 10 : 410127312X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
追加情報
:
272p;16

内容詳細

夢と現実には桁違いのギャップがある。そのうえ学校も会社も〈数字の奴隷〉ばかりだ。そんな世界からキミが〈独立〉したいなら、やりかたを教えよう。不世出のバンドマン・忌野清志郎が30年のプロ生活を経て、どうしても書き残しておきたかった言葉がここにある。「成功」でなく「独立」。真の自由を手に入れるための、たったひとつの方法を、胸の奥で熱い炎を燃やす全ての人々に贈る。

【著者紹介】
忌野清志郎 : 1951‐2009。バンドマン。1968(昭和43)年、都立高校在学中にRCサクセションを結成。’70年『宝くじは買わない』でデビュー。多彩なヒット曲を放ち、バンドは初の10年連続武道館公演を達成。’91(平成3)年のRC活動休止に前後して、ザ・タイマーズや2・3’Sなどソロ活動も積極的に展開し、日本の音楽シーンにおいて常に斬新かつスキャンダラスな存在であり続けた。2009年5月2日58歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はるを さん

    🌟🌟🌟🌟🌟。尊敬する読友さんのオススメ本。実は俺は今までの人生の中でRCサクセションにハマった事がない。そんな遅読者の俺でも面白過ぎて二日で読み終えた。「好きな事でメシを食う。」とはどういう事なのか。それを志しをメインとしたメンタルな部分はもちろんの事、送り手である「ミュージシャン」と受け手である「オーディエンス」の間に介在するたくさんの「ギョーカイのオトナたち」の世界をサヴァイヴする方法論などが記されている。ミュージシャンに限らず「自分の好きな事でメシが食いたい。」と思っている人は必読。

  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    忌野清志郎が死んで10年経った。大してファンでもなかった癖に、いないと思うと大層淋しい。生きているうちにもっと好きだと言えばよかった。もっとお金を落とせばよかった。死んでから熱心に曲を聴いたり(呆れる事に泣いたりしている)、この文庫を迷わず買ったり。さりとて墓に布団は着せられじである。そんな後ろめたさも清志郎は見抜くように「ファンから独立する方法」も語っている。この本は忌野清志郎版『君たちはどう生きるか』なのだと思う。コペル君である読者に、清志郎が素敵な話をしてくれる。彼は間違いなく僕の好きな先生である。

  • GAKU さん

    忌野清志郎さんという存在は中学生の頃、RCサクセションの「ぼくの好きな先生」という曲に出会い初めて知った。その後も特にファンと言うわけではなく、いくつかのヒット曲や、レコードが発売禁止になったり、度々バンドを結成したりという事を知っている程度でした。この著書の題名は「ロックで独立する方法」ですが、”独立”したい。”自立”したい。と思っている全ての人に参考になる内容だと感じました。私自身共感を覚えると同時に、この一冊と出会ったことで、”忌野清志郎”という人物が大好きになりました。⇒

  • Y2K☮ さん

    著者の歌うロックアレンジされた「君が代」を久し振りに聴いた(CD持ってる)。いい曲だ。あの程度でメディアから総スカンを食らう国は窮屈過ぎる。反戦反原発もそう。人として真っ当な感覚なのに、それを素直に歌に乗せて売るとなぜ圧力が掛かるのか。全盛期の著者が今生きていたらどんな声を発しただろう。売れるものより自分がいいと思うものを創る。ファンに媚びず逆に不安を煽る。小さな成功を捨てて即次の挑戦。谷津矢車「蔦屋」における蔦屋重三郎の決め台詞「その方が面白いからに決まってるでしょう」の体現者。いいタイミングで読めた。

  • ゆきらぱ さん

    キヨシローさんがこの本で語るロックで独立することとバンドマンとして生きることの具体性が読み終わった今わかった気がする!物事の本質は極めた人だけしかわからない。それじゃ食べていけないとか才能に恵まれなきゃできないとか結果がすべてとかそんな言葉に耳を傾けてはいけないという真実。超ロックな人。熱さを感じ、周りに人がいなかったらこの本読みながら泣いていた。本って面白い。ろくに聴いたことないのにこれ一冊でキヨシローの一面を知った気になっている。

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