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植物をたくみに操る虫たち 虫こぶ形成昆虫の魅力 フィールドの生物学

徳田誠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784486020974
ISBN 10 : 4486020979
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

はじまりはゴール?から。虫こぶと出会った若者の“虹色の研究室”までの軌跡。

目次 : 第1章 なんとなく生物部/ 第2章 運命のたより/ 第3章 未知への挑戦/ 第4章 虫こぶの世界へ/ 第5章 謎の生活史と種分化のメカニズム/ 第6章 植物をたくみに操る/ 第7章 新たな地平へ/ 第8章 虹色の研究室/ 第9章 ゴールからのスタート

【著者紹介】
徳田誠 : 1975年生まれ。九州大学大学院生物資源環境科学研究科博士課程修了、博士(農学)。独立行政法人農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター非常勤研究員、日本学術振興会特別研究員PD(独立行政法人産業技術総合研究所)、独立行政法人農業生物資源研究所特別研究員、独立行政法人理化学研究所植物科学研究センター基礎科学特別研究員、九州大学高等教育開発推進センター助教などを経て、佐賀大学農学部准教授。2007年日本応用動物昆虫学会奨励賞受賞。2011年日本昆虫学会若手奨励賞受賞。2013年日本昆虫学会賞受賞(共同受賞)。2013年日本農学進歩賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ばんだねいっぺい

     気になっていた「虫こぶ」。虫が寄生したことにより異常な形に成長させられる植物の気持ちはいかばかりか。 この手の虫の怖さは、冷凍食品にも異物として混入しやすいこと。ハモグリバエとかは、そうだ。

  • T.Y.

    植物に虫こぶ(ゴール)を作る昆虫達。その分布、生活史、生態学的な働き…著者の研究人生を語るこのシリーズの中でも本書は特にその面が強く、高校の生物部に始まる生物研究の半生を追った形になっていて、一連の研究を体系的に解説したものではない。と言うか虫こぶ形成に関わるホルモンの詳しい働きは結局未解明とか、まだまだ謎が多い模様。他方で海外生活を含む体験談や教育についての経験も面白く読めた。口絵を見て、自分がいつぞや見た葉の膨らみもやはり虫こぶだったのか? と思い返す。今度見たら確かめてみたい。

  • 厩火事

    フィールドの生物学ファン(昆虫分野)なので楽しみにしていました。すでに教員を勤めている作者ならではの話が多くて面白かった。

  • vonnel_g

    葉っぱを裏返すとできもののようについている不思議な物体の名前を初めて知った!虫が作っているということも初めて知った。これまだわかってないこと結構あるんじゃないかと思う。今後どんな研究が出てくるのが楽しみな、非常に面白い分野。

  • 6ちゃん

    昆虫が植物に作用して自身に都合の良いもの(養分や子供の寝床など)を作らせる現象について、著者の人生を通して解説した書。口絵にある美しい虫こぶを見ると、これに魅せられるのは止む無しだなと思し、何より改めて昆虫の奥深さを知ることができた。昆虫ってホント何でもできるんだな。 本シリーズは研究者の生き生きとした姿が描写されているので非常に気に入っている。小難しいところは端折ってよいので、多くの人に触れてほしい。

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