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ISBN 10 : 4540181831
Content Description
新しい創造の芽は、いつも現場の農家の中から生れてきた…「天然農法」から「人工農法」(14〜20世紀)へと進んできた日本農法七千年の歴史を振り返り、人工農法の成果を取捨選択して受け継ぎながら、有機農業・自然農法、小農、家族経営の三つの問題といかに結び付けて「農法論」として統合・創造していくかがこんにち問われている。そのヒントを「まわし」(循環)、「ならし」(平準)、「合わせ」(和合)という三つの原理を膨大な記録文書として現代の我々に呼びかけている江戸農書(日本農書全集)にもとめ、その他守田志郎をはじめとする先達たちの研究を博捜。新しい創造の芽は、いつも現場の農家の中から生れてきたことを実証。
目次 : 第1部 二一世紀の日本農法を考える―守田志郎の農法論を軸にして(守田志郎を読む/ これまでの農法論から考える/ 最近の農業から考える/ 守田農法論を発展させる/ 日本農法の原理と展開)/ 第2部 江戸農書に見る日本農法(東海地域の農書を読む/ 江戸農書に見る天・地・人/ 最近の江戸農書研究を読む)/ 第3部 農業史研究つれづれ(日本農業史研究の流れを読む/ 京都の農史研究)
【著者紹介】
徳永光俊 : 1952年愛媛県松山市に生まれる。1971年愛媛県立松山東高等学校卒業。1975年京都大学農学部農林経済学科卒業。1980年京都大学大学院農学研究科農林経済学専攻後期博士課程単位取得満了。1990年京都大学農学博士取得。1985年〜大阪経済大学経済学部に勤務。2010年〜大阪経済大学学長。1977年〜関西農業史研究会の世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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