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敗北からの芸人論

Kenta Tokui

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103544418
ISBN 10 : 4103544414
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan

Content Description

次々と後輩に追い抜かれて酒と競馬に明け暮れた加藤浩次が掴んだ思考法、長い下積みを経て今売れまくるオードリーの瞬発力、爆発的ブレイクを果たすかまいたちが覚醒した理由――。どん底から這い上がった21組の生き様を、ノブコブ徳井が熱を込めて語る! 連載時累計700万PVを突破、誰もが共感できるお笑いエッセイ。

【著者紹介】
徳井健太 : 1980年北海道出身。2000年、東京NSCの同期・吉村崇とお笑いコンビ「平成ノブシコブシ」を結成。テレビ番組『ピカルの定理』などを中心に活躍し、最近では芸人やお笑い番組を愛情たっぷりに「考察」することでも注目を集めている。「もっと世間で評価や称賛を受けるべき人や物」を紹介すべく、YouTubeチャンネル『徳井の考察』も開設している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ma-bo

    東野幸治さんから直々に指名されたという平成ノブシコブシ徳井さんが同業者の先輩・同期・後輩芸人達やお笑いについて考察した一冊。そして愛にあふれたエールでもある。東野さんの『この素晴らしき世界』が醒めた目線70%、熱い目線30%。徳井さんの『敗北からの芸人論』は醒めた目線30%、熱い目線70%の感覚かな。

  • キク

    「ダウンタウンにはなれない絶望」を、全ての芸人が一度は抱くという。今、売れっ子になっている芸人たちも負けた状態から自分達のスタイルを築いてきた。そんな芸人たちを徳井が語る。笑っていいとも最終回を「30分間の嵐のような神々の狂宴は、テレビの歴史そのものだった。全員、狼のようだった。血が全身を巡っている。『誰が一番面白いか決めようや大会』だった」と語る。安心感と期待感を両立できる奇妙なコンビであるオードリーは「売れようと決意した若林くんと、バカでいることを決意した春日」だという。プロが語るプロって面白いなぁ。

  • あちゃくん

    ひがしのりの言うように、ノブコブ徳井にはお笑い界の喫茶店のマスターとして、生き恥晒していたとしても生き延びていって欲しいと切に願っています。

  • まるほ

    お笑いコンビ『平成ノブシコブシ』の“じゃない方芸人”とされている著者による芸人論。最近は“腐り芸人”みたいな扱いをされているキライもありますが、実は芸人愛に溢れているのと同時に、自分の芸人としての才能(の限界)も冷静に自覚している(と自ら言う)クレバーな人。そんな著者の目線で、様々な芸人を語ります。▼本当に「芸人」「お笑い」が好きなんだなぁということが良くわかります。毒々しさなどは全くない”熱い”芸人論でした。

  • gtn

    ハライチ、オードリー、かまいたち、オズワルド等、著者の人物評は鋭く、かつ、説得力がある。著者自身が彼らと同じ土俵でもがき続けているから。そして評価対象に劣等感を抱いているから。だが、自身の存在理由も見つけたようである。本書の第二弾、第三弾を早く読みたい。

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