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星の文化史 世界 13 地域における星の知識・伝承・信仰

後藤明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784621310601
ISBN 10 : 4621310607
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古来から人類は,夜空を見上げ星をながめてきた.最新の機器や天文学の専門知識が存在しなかった頃でも,人々は観察された天体の動きの規則性を生活に取り込むことによって暦や方位観を発達させ,農業・漁業などの暮らしを発展させてきた.同時に人々は星の動きや形に生活や信仰を投影し,物語を紡ぎ,儀礼や信仰を発達させた.やがて大規模なモニュメントを建造し,その信仰や暦観を刻み込んだ.


本書は,地球上の地域を章ごとに分け,各地に言い伝えられている太陽や月,星々と重ねられた世界観・方位観,生活との結びつき,そして星の名称から星にまつわる神話やユニークな伝承・信仰を,専門家でなくてもわかりやすく解説し,天文と文化の豊かな世界に招待する.



【著者紹介】
後藤明 : 南山大学人類学研究所特任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • sheemer

    物理図書館の新入書の陳列にあり、借りてきた。天文の物理学でない文化史的意味を南オセアニアから南北アメリカ大陸、ヨーロッパ、アフリカ、いわゆるユーラシア、中国、東アジアと一巡して日本に至る順序で各項をコンサイスにまとめた本だった。世界全般のこのような枠組を把握するにはいい本なのだろうが、いかんせん軽い気持ちでついでに手に取った自分のほうの心の準備が足りなかったらしく、通読で終わってしまった。また気を入れて読むかリファレンスとして利用したい。2025年2月の新刊。

  • Go Extreme

    ヨーロッパ・北ユーラシア: ケルトやギリシャの天文学ー古代メソポタミアの影響を受けて発展 星座や神話が地域の文化的背景と結びつき 西・中央アジア: メソポタミアやアラビアの天文学 モンゴル文化ー星の観察が神話や伝承と密接に関係 南・東南アジア: 天文現象が農業や航海に活用 星座や天文現象の実用的役割が重視 天文現象の文化的意義: 農業や生活リズムと深く関わる 天の川や惑星の動き→神話や伝説の形成 現代の天文学と文化: 科学の発展が古代の知識と交差→新たな宇宙観 天文観測技術の進歩→新たな神話や文化に影響

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