引揚小説三部作 「夢かたり」「行き帰り」「嘘のような日常」

後藤明生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908624049
ISBN 10 : 4908624046
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
追加情報
:
544p;22

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読書メーターレビュー

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  • ロータス さん

    まず『夢かたり』だが、漱石の『夢十夜』のオマージュとしては成功とは言い難い。前半は朝鮮人の話ばかりだからか掴みどころがなく特に面白みもない。本を読みすぎて失明しそうになった母親のエピソードが語られる「二十万分の一」からはなかなか面白かった。『行き帰り』は常時淡々とした風情。『嘘のような日常』が一番『夢十夜』的な幻想的な味わいがあり良かった。山本貴光氏の解説を読んで「そういう読解もあるのか」と感じたが、再読はしないだろうな。

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人物・団体紹介

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後藤明生

1932年4月4日‐1999年8月2日。朝鮮咸鏡南道永興郡(現在の北朝鮮)に生まれる。13歳で敗戦を迎え、福岡県朝倉郡甘木町(現在の朝倉市)に引揚げるが、その間に父と祖母を失う。旧制福岡県立朝倉中学校に転入後(48年に学制改革で朝倉高等学校に)、海外文学から戦後日本文学までを濫読し「文学」に目覚める

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