Books

大きなシステムと小さなファンタジー

影山知明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784990758387
ISBN 10 : 4990758382
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「あなたの雇い主は、実はシステムなのだ。」
──システムの力が強くなると、あなたが、時間が、関係性が、ことばが、手段になる。すべてが利用価値ではかられるようになる。現代の生きづらさの原因はここにある。
あなたがあなたであることから、それを互いに受け止め合うことから、やり直せないか。
クルミドコーヒーで、ぶんじ寮で、国分寺で。
何かとたたかうのではなく、何かを変えようとするのではなく、軽やかに、遊ぶように、「もう一つの道」を切り拓いてきた著者による、実践の記録。未来への展望。
種が土と出会い、芽を出し、やがて木へと育つように。一本の木が、まわりのいのちと関わりながら生態系を育み、やがて森へと育つように。
解き放とう、あなた自身を。
「一つ一つのいのちが大切にされる社会」はもう、すぐそこにある。

【著者紹介】
影山知明 : 1973年東京、西国分寺生まれ。大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー社を経て、独立系ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。2008年、生家を建て替え、多世代型シェアハウス「マージュ西国分寺」を開設。1階には、こどもたちのためのカフェ「クルミドコーヒー」を開業。2017年には、2店舗目となる「胡桃堂喫茶店をオープンさせた。店を拠点として、まちの仲間と共に、クルミド出版、胡桃堂書店、クルミド大学、クルミド/胡桃堂の朝モヤ、地域通貨ぶんじ、ぶんじ寮等を事業化。開かれた場づくりから、一つ一つのいのちが大切にされる社会づくりに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • エジー@中小企業診断士

    △リザルトパラダイム(工学的・機械論的アプローチ)から▽プロセスパラダイム(植物的・生命論的アプローチ)へ。一つ一つのいのちの中で育まれるファンタジー(創造的な想像力)haveよりもto be「何を持ちたいか」ではなく「どうありたいか」カフェは場の力の条件(目的もなくふらっと行けて、多様な人が参加できて、主がいて、主客同一の要素があって、楽しい場所)を満たした場所。資本主義のオルタナティブとして「友愛の経済」を。<共>の可能性、自然の理に沿って生きる。楽観も悲観も包み込み、光も闇も内に抱えて。自然体の覚悟

  • yoshichiha

    リザルトパラダイムとプロセスパラダイムのような対立する構造を単純な二項対立としてどちらかに立つとするだけではなく、楕円の軌道の焦点のように捉えてその周りをどうまわっていくか、というものの見方をするというのは、単純に二項対立のどちらかに偏るのではなく、また単純な「バランス」という言葉で片付けるのでもない、違った視点のように感じて面白かった。仕事でも、経済的利益と現場の質みたいなものをトレードオフとして捉えがちだが、そうではないものの見方を大事にしたい。

  • tetekoguma

    気づかぬうちに飲み込まれてしまっている色々な仕組みを改めて問い直す、クルミドコーヒーの影山さんの著作。同年代で近くで育ったということもあり親近感を持っています。(今年の1月にはクルミドコーヒーに行くこともできました。)資本主義や目的思考に気づかぬうちに飲み込まれていて違和感があるんだけどどうすればいいのか・・・影山さんのように自分の頭で考え、国分寺のカフェという小さな試みから学んでもいいかも知れません。

  • じーも@この度本屋さんとかを開きました

    壮大、かつ繊細。本に対する愛情も感じる。少しずつでも、また読み返したい。

  • motoryou

    筆者の思いがこもった丁寧な本作り、を細部からも感じられるようなそんな本。読めてよかった。「カラフルな、それぞれが無秩序の秩序を形成する」。AがBか、ではなくてどちらも。どちらか、を無理に選ぼうとすると、意図する意図せざるを問わず切り捨てられて無いことにされるものが出てきそう。分けなくてもいい、曖昧でもいい、その間を行ったり来たりしながら、自分の感覚に聞いてみればいいし、他者のそれを想像してみるといい。はっきりさせないと、とか、成果を出さないと、となるといつのまにか「システム」に飲み込まれてしまうかも?

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items