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紙魚の手帖 Vol.18

彩瀬まる

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488031237
ISBN 10 : 4488031234
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

彩瀬まる、飛浩隆、松崎有理ら豪華執筆陣が集う、恒例夏のSF特集号。第15回創元SF短編賞受賞作・選評掲載。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすお

    SF短編特集。創元SF短編賞を受賞した「喪われた感情のしずく」(稲田一声)が圧倒的に良かった。香水のように感情を纏える世界が舞台になっており、取り扱いとしては現在の薬物に近いだろうか。感情をまとうことについて想像を膨らませ、ある意味でリアリティを感じるような作品だった。とにかくこの作品が突出していて、他の作品も読んでいる時は楽しんだものの、本号を読んだ後でもずっと頭に残った。

  • イツキ

    紙魚の手帖版Genesis2年目。着ると狼の姿になれる毛皮を巡る因縁に巻き込まれた主人公が故郷や自分の感情と折り合いをつけていく様子が痛々しくも魅力的な「狼を装う」、相変わらず緩いながらも小気味よいテンポのやり取りと謎技術が面白い「ときときチャンネル#8」、60年にわたるロボットと地球の歴史が展覧会の展示物の形式で描かれていくのが印象的かつ、説得力のある未来史が非常に魅力的な「WET GALA」が特に好みでした。

  • sugsyu

    SF特集、ということで創元SF短編賞受賞作・稲田一声「喪われた感情のしずく」ほか、そのまま本年のSFベストアンソロジーにしても良いくらいの充実した内容。衝撃的な書き出しからナルニア的ファンタジーへの批判(「指輪物語」と並んで宗教右派に受容されている、というのが幼いころに耽溺した身には衝撃だ)を至る、銃乱射事件に題を採ったジョーンズ「子どもたちの叫ぶ声」から、飛浩隆のロボットSF「WET GALA」まで!「ウェアウルフ」に地口から随分な飛翔を魅せてくれる阿部登龍「狼を装う」も良い。

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