Books

文豪たちが書いた「酒」の名作短編集

彩図社文芸部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801306349
ISBN 10 : 4801306349
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan

Content Description

文豪たちの“人間”が詰まった珠玉の15編!!名文に酔いしれるアンソロジー。

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • rosetta

    180頁で15編、エッセイや短編小説。夢野久作と太宰治が二篇づつ入っているから作家は13人。一番早く産まれたのは福沢諭吉の1835年、一番遅くまで生きていたのは梅崎春生の1965年。出典元はほぼ全集だけど、初出の背景を知りたかった。まあ、時代感を感じるのは当たり前。小川未明とか宮沢賢治とか意外な人が入っているのも面白かった

  • ともっこ

    断酒を2週間しようと決意したタイミングでこの本を知り、お酒を飲む代わりに一日一篇ずつ読んでいった。 酒にまつわるアンソロジーだが、中には「お酒関係ないやん?」っていうのもあったり、文豪が書いたエッセイが多くて、もう少し短編小説の分量を増やしてほしかったところ。 読んだことのない作家に出会うきっかけとなったのは良かった。

  • Shoji

    名だたる文豪が書いたお酒にまつわる短編小説やエッセイをオムニバス形式で楽しむことができます。文豪とは酒豪のイメージがありますが、実はお酒は弱かったり、酔えば奇妙な癖を持っていたり。なんとも人間味が溢れています。教科書に出てくるような大作家の私生活を覗き見るようで面白かったです。

  • 活字スキー

    坂口安吾に太宰治、芥川龍之介などそうそうたる文豪たちの酒にまつわる短編集。名前や代表作くらいは知っていても、あまり親しんではいない文豪たちの作品を軽くつまみ食いするのに良さそうだったので読んでみたが……あまり楽しめないものが多かった。デカダンスだかなんだか知らないが、この手の酒飲みの理屈にまったく共感できない。自分もアルコールは嗜むけど、だからこそ、そういう飲み方は嫌いだ。林芙美子や福澤先生の意外な一面とか、大正時代の空気感あたりはそれなりに楽しめた。宮沢賢治はいいねえ。

  • フリウリ

    図書館でタイトルに惹かれて。読みどころは多々あるが、太宰による酒の上での与太話が2つ続いた後の、豊島与志雄「太宰治との一日」という配列の妙。豊島は、太宰とさっちゃん(山崎富栄)が最後に自宅を訪ねてきた日のことについて、二人はたいへん行儀がよく「なにか清潔なもの」さえ感じさせ、かつ太宰は酒を飲んでの文学論を嫌うことなどを書いています。これは、人に応じて態度を変える太宰のズルさとも、豊島の高潔な人柄が太宰をしてそうせしめたともみえ、社交に現れる人間性・人柄の深遠さ、捉えがたさを、つくづく考えさせられました。8

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items