ワークブックで実践する脳損傷リハビリテーション

目次 : 第１章　本書について/ 第２章　脳の解剖と損傷メカニズム入門/ 第３章　注意/ 第４章　記憶/ 第５章　遂行機能/ 第６章　コミュニケーション/ 第７章　疲労/ 第８章　気分/ 第９章　脳損傷後に生じたアイデンティティの変容をみる/ 第１０章　脳損傷後の家族の問題を考える

【著者紹介】
Rachel・Winson : ＭＡ、ＭＳｃ。Ａｄｖａｎｃｅｄ　ｏｃｃｕｐａｔｉｏｎａｌ　ｔｈｅｒａｐｉｓｔ（作業療法士）。現在は、イギリスのＮｏｒｆｏｌｋ，ＮｏｒｗｉｃｈにあるＵｎｉｖｅｒｓｉｔｙ　ｏｆ　Ｅａｓｔ　Ａｎｇｌｉａのコミュニティ神経リハビリテーションチームの一員である。イギリスのＣａｍｂｒｉｄｇｅｓｈｉｒｅのＥｌｙにあるＴｈｅ　Ｏｌｉｖｅｒ　Ｚａｎｇｗｉｌｌ　Ｃｅｎｔｒｅ　ｆｏｒ　Ｎｅｕｒｏｐｓｙｃｈｏｌｏｇｉｃａｌ　Ｒｅｈａｂｉｌｉｔａｔｉｏｎは後天性脳損傷患者に対し、高品質のエビデンスに基づく神経心理学的評価とリハビリテーションを提供しているが、以前はそこに勤務していた。また、脳卒中の急性期の入院患者に対するリハビリテーションおよび認知症研究に取り組んでいる

BarbaraA.Wilson : ＯＢＥ、ＰｈＤ。Ｃｌｉｎｉｃａｌ　ｎｅｕｒｏｐｓｙｃｈｏｌｏｇｉｓｔ（臨床心理士）。Ｔｈｅ　Ｏｌｉｖｅｒ　Ｚａｎｇｗｉｌｌ　Ｃｅｎｔｒｅ　ｆｏｒ　Ｎｅｕｒｏｐｓｙｃｈｏｌｏｇｉｃａｌ　Ｒｅｈａｂｉｌｉｔａｔｉｏｎの創設者である。１９７０年代から脳損傷のリハビリテーションに従事してきた。２３冊の書籍の出版、２８０におよぶ論文と書籍の章の執筆者であり、８種類の神経心理学的検査の開発をしてきた。また学術誌『Ｎｅｕｒｏｐｓｙｃｈｏｌｏｇｉｃａｌ　Ｒｅｈａｂｉｌｉｔａｔｉｏｎ』の編者でもある。彼女の功績に対して多くの賞が贈られ、それには３つの生涯功労賞、Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｎｅｕｒｏｐｓｙｃｈｉａｔｒｉｃ　Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎからｔｈｅ　Ｒａｍｏｎ　ｙ　Ｃａｊａｌ　Ａｗａｒｄ、ｔｈｅ　Ｂｒｉｔｉｓｈ　Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｉｃａｌ　ＳｏｃｉｅｔｙからＭ．Ｂ．Ｓｈａｐｉｒｏ賞が含まれている。また、ｔｈｅ　Ｂｒｉｔｉｓｈ　Ｎｅｕｒｏｐｓｙｃｈｏｌｏｇｉｃａｌ　Ｓｏｃｉｅｔｙの元会長、ｔｈｅ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｎｅｕｒｏｐｓｙｃｈｏｌｏｇｉｃａｌ　Ｓｏｃｉｅｔｙの元会長でもある。現在はｔｈｅ　Ｅｎｃｅｐｈａｌｉｔｉｓ　Ｓｏｃｉｅｔｙの会長であり、Ｗｏｒｌｄ　Ｆｅｄｅｒａｔｉｏｎ　ｆｏｒ　ＮｅｕｒｏＲｅｈａｂｉｌｉｔａｔｉｏｎの管理委員でもある。ｔｈｅ　Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ　ｏｆ　Ｈｏｎｇ　Ｋｏｎｇ、ｔｈｅ　Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ　ｏｆ　Ｓｙｄｎｅｙおよびｔｈｅ　Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ　ｏｆ　Ｅａｓｔ　Ａｎｇｌｉａの名誉教授でもある

Andrew・Bateman : ＰｈＤ。Ｃｈａｒｔｅｒｅｄ　ｐｈｙｓｉｏｔｈｅｒａｐｉｓｔ（理学療法士）。２００２年よりＴｈｅ　Ｏｌｉｖｅｒ　Ｚａｎｇｗｉｌｌ　ＣｅｎｔｒｅのＣｌｉｎｉｃａｌ　Ｍａｎａｇｅｒである。１９９０年からリハビリテーションの研究と臨床に従事してきた。患者報告アウトカム、遂行機能、支援技術、統合運動障害、Ｒａｓｃｈ分析など幅広い研究に従事している

廣實真弓 : 教授、言語聴覚士、博士（言語学）。１９９０年上智大学大学院博士前期課程修了。１９９０年〜言語聴覚士として勤務。２０１１年〜帝京平成大学健康メディカル学部言語聴覚学科（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）