Books

トランスナショナル・ガバナンス 地政学的思考を越えて

庄司克宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000614702
ISBN 10 : 4000614703
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

気候変動や感染症、移民・難民をめぐる課題、貿易や企業活動、SDGs、フェイクニュースと陰謀論の跋扈、主権と人権のゆくえなど、国境を越えた喫緊の諸問題が山積している。それらを解決していくために、地政学的な思考や戦略ではなく、グローバルな立憲主義に基づいたルール形成と行動プロセスをどのように実現していくか。そこでの日本の役割とはどのようなものか。日本と欧州を代表するEU研究者が編者としてタッグを組み、各分野の研究者および実務家が「トランスナショナル・ガバナンス」をめぐり考察と問題提起を行なう。

目次 : 序章 トランスナショナル・ガバナンスとは何か/ 第1章 トランスナショナル・ガバナンスと相互承認原則/ 第2章 トランスナショナル・ガバナンスと気候変動/ 第3章 トランスナショナル・ガバナンスと企業―コーポレート・ガバナンス/ 第4章 トランスナショナル・ガバナンスと移民・難民―フランスにおけるムスリム女性の宗教的自由の制限/ 第5章 トランスナショナル・ガバナンスとジャーナリズム/ 第6章 主権と人権―トランスナショナルな立憲主義構想に寄せて/ 終章 権力と政治の変容、トランスナショナルな秩序の形成―相互依存世界における国境を越えたガバナンス

【著者紹介】
庄司克宏 : 1957年生。中央大学総合政策学部教授、慶應義塾大学名誉教授。専門は、EUの法と政策、欧州政治、国際機構。日本EU学会元理事長、現理事。欧州委員会よりジャン・モネ・チェア(ad personam)授与。2009‐10年外務省日EU関係有識者委員会委員

ミゲール・P.マドゥーロ : 1967年、ポルトガル生。欧州大学院大学教授、前トランスナショナル・ガバナンス研究科長。専門は、EU法、国際経済法、憲法、比較制度分析。EU司法裁判所のアヴォカ・ジェネラル(裁判官同等職)、ポルトガル政府の官房長官・地域開発大臣、FIFAガバナンス・審査委員長等も歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items