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エニグマ暗号戦 恐るべき英独情報戦

広田厚司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784769824091
ISBN 10 : 4769824092
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2004
Japan

Content Description

ドイツが“解読不能”に絶対の自信を持つ機械式暗号機エニグマ―その卓越したメカニズムと開発のプロセス、そして、現代に至るも全容が公開されない英国の暗号解析システムを写真と図版で詳解。チャーチルが、米ソ外交の切り札とした情報戦に常に優位を占める基礎となったエニグマ暗号戦の過程を徹底研究する。

目次 : 第1章 エニグマの出現(機械暗号の歴史/ エニグマ暗号機の出現 ほか)/ 第2章 エニグマへの挑戦(ブレッチェリー・パーク/ 異才、アラン・チューリング ほか)/ 第3章 エニグマとUボート(エニグマとドイツ海軍/ エニグマを捕獲せよ!)/ 第4章 究極の解析機(ジーメンス・ゲヘイムシュライバー(秘密印字機)/ 究極の解析機コロサス)

【著者紹介】
広田厚司 : 1939年、北海道に生まれる。明治大学卒業。会社勤務の傍ら、欧州大戦史の研究を行なう。月刊誌「丸」をはじめ各誌に執筆。現在、翻訳家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 植田 和昭

    エニグマ暗号解読の歴史と原理について詳しく書かれていました。初期のコンピューターのこともわかって興味深い本でした。アランチューリングのこともわかりとてもためになりました。コンピューターの発達した現代では、どんな暗号でもやがては破られてしまうのでしょうか。現代のセキュリティについても知りたかったです。

  • 植田 和昭

    アランチューリングの事も書かれていてなかなか面白い。だが後半部は、戦史の記録になっているようだ。ドイツが絶対に破れないと思っていたエニグマ暗号機が些細な情報から解読されていくのが凄かった。現在の暗号技術は、どのくらい進んでいるのだろうか?中国は、量子暗号を開発したと言われているが真実なのだろうか?日本のパープル暗号機もでてきました。最初のコンピュータコロッサスは、真空管のお化けみたいなものだった。スーパーコンピューター京の開発費を事業仕分けで蓮舫がつぶそうとしていたよなあ。

  • 富士さん

    再読。エニグマはもともと市販品であり、戦前に密かに鹵獲されており、原理は自明であったこと。機械そのものよりネットワークや運用ノウハウも含めたシステムこそが重要であったこと。人が関わる部分が弱点で、よくあるパスワードの使い回しや安直な設定から解読されたこと。など、しょせん人の営みである、暗号戦の実像がよく描かれており、エニグマ暗号機をまるで魔法の箱のように扱ったフィクション作品とは一線を画しています。広田さん共通の不満ですが、参考文献表をちゃんとつけて欲しかったです。内容が魅力的であるほどそう思います。

  • たけぽん

    学者・技術者よりの静かで熱い作品

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