二酸化炭素温暖化説の崩壊 集英社新書

広瀬隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087205527
ISBN 10 : 4087205525
フォーマット
出版社
発行年月
2010年07月
日本
追加情報
:
18cm,222p

内容詳細

地球温暖化はCO2のせいではない。データ捏造で世界中を欺いたIPCCの事件など、温暖化を巡る様々な論点を検証。地球の気候に関する様々なデータを科学的に読み解き、環境破壊の実態と真の原因を探る。

【著者紹介】
広瀬隆 : 1943年東京生まれ。作家。早稲田大学卒業。長年、エネルギー問題について原発から燃料電池まで精力的に分析・研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 南北 さん

    いまだにマスコミ各社では猛暑日になると「地球温暖化」と言い続けていますが、去年(2017年)から今年(2018年)にかけての冬の寒さをすっかり忘れてしまったような報道ぶりです。そんな報道にだまされないためにも「地球温暖化」ではなくヒートアイランド現象こそが重要であること。その要因も二酸化炭素だけではなく、太陽活動の活発化や地軸の傾きの増加などそまぞまな要因が影響していることを知る必要があります。8年前の本ですが、今でも一読に値する本だと思います。

  • 姉勤 さん

    自分の眼に映る世界だけが清浄であればいい。そして、視界の外の世界がどうなったとて知ったこっちゃない。前半と後半の内容は全く別の本だ。データやグラフを多用して二酸化炭素の増加と温暖化の因果関係は否定するが、環境破壊や経済活動による温暖化は、情緒を以って肯定する。病人が知識を用いると、「痴」となる。 読書は、それを戒めるいい機会だ。

  • あっきー さん

    ⭐4 地球温暖化は無いとトランプが以前言っていて何おかしなことを言ってるんだと当時思ったが、もしかしたらそうかもしれない、CO2 排出による温暖化を主張するIPCCがあまりにもデタラメで信用できないし日本のマスコミもその延長にあるからだ、東北大震災の半年前に出版された本だが懸念が的中しているようで、いつもの痛快な書きっぷりが自分の好みで面白かった

  • C-biscuit さん

    二酸化炭素排出削減全盛の中、非常に興味深い本である。個人的には地球温暖化は二酸化炭素が原因ではないと考えている。しかし、国の施策がそうなので、仕事柄合わせざるを得ない状態である。この本にある科学者たちもそのような状態だと感じる。マンガ日本史にもでてきていたが、縄文時代などは今よりも暖かかったことがわかっている。特に新しい知見としては、地球の公転や自転軸の傾きが大きな周期で動いているということであった。これにより氷期などのサイクルが生まれるようである。ヒートアイランドなどもいちいちもっともであると感じる。

  • mazda さん

    卵が先か鶏が先か…。CO2が増えて気温が上がったのか、気温が上がってCO2が増えたのか。正解は後者です。気温上昇によって海水が暖められ、800年から1300年くらいあとにCO2濃度が高くなるという事実があります。さらに縄文時代は今よりも気温が高かった、1960~70年にかけてCO2排出量が増えたのに世界的に寒冷化が起きていた、などの事実から、CO2排出と温暖化に相関はないと言えます。南極の氷が溶けるのは自重が重すぎるから、海上にある北極海の氷が溶けても海水面が上がらないのは、小学生でもわかります。

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