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楽譜でわかる!クラシック音楽の歴史 古典派・ロマン派・20世紀の音楽

広瀬大介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784276110182
ISBN 10 : 4276110181
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2014
Japan

Content Description

目次 : 【1】前古典派 / 【2】古典派(1) ソナタ形式の確立 / 【3】古典派(2) 「オペラ改革」からモーツァルトへ / 【4】古典派(3) ベートーヴェンの交響曲・室内楽曲:近代への過渡期と「芸術家」概念 / 【5】ロマン派(1) 「ロマン派」という言葉:ドイツ歌曲 / 【6】ロマン派(2) 19世紀のピアノ音楽 / 【7】ロマン派(3) 交響曲から交響詩へ / 【8】ロマン派(4) イタリア・オペラ:ベル・カントからヴェルディへ / 【9】ロマン派(5) ドイツ・オペラ:総合芸術としての「楽劇」 / 【10】ロマン派(6) 交響曲・協奏曲・室内楽曲の行く末 / 【11】ロマン派(7) ロシアの「国民楽派」 / 【12】20世紀(1) 大管弦楽作品と機能和声の解体 / 【13】20世紀(2) 印象主義、原始主義 / 【14】20世紀(3) 新ウィーン楽派と音楽の未来

【著者紹介】
広瀬大介 : 1973年生。国際基督教大学大学院比較文化研究科・博士前期課程修了。一橋大学大学院言語社会研究科・博士後期課程修了。博士(学術)。2002〜2004年までドイツ・ミュンヘン大学音楽学研究所に研究留学。『レコード芸術』誌などへの寄稿のほか、各種曲目解説、オペラ対訳・公演字幕などへの寄稿・翻訳多数。現在青山学院大学文学部比較芸術学科准教授。日本リヒャルト・シュトラウス協会常務理事・事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Mijas

    好きな曲の楽譜と解説があったので借りた本。ハイネの詩に曲付けしたシューマンの歌曲集「詩人の恋」はいい。広瀬先生も書いているが、シューマンは繊細な感性で文学を理解した作曲家。シューマンは、クララが他の男性に心を動かされたと絶望するが、第7曲「 恨んだりしない」では気丈さを見せる。しかし、心底では憾みがふつふつとたぎり、それを抑え込もうと葛藤に苦しむ。最後第16曲では、自分の心を「棺桶に入れて海に葬ってしまえ」と割り切ろうとする。シューマンの切ない旋律もさることながら、ハイネの詩をじっくり味わいたくなった。

  • sun

    譜例を使って音楽の様式や特徴をざっと見ていく。コンパクトで譜読み練習にもよい。

  • Robbie

    スコアを見ながら音楽を聴くのはとても勉強になります。音楽を学んでいた学生のころはよくアナリーゼで楽譜をみていたし、社会人になってからもスコアを広げながらCDを聞くことは趣味で続けている。なので、本書には単に楽譜を収録するだけでなく、もっと「読み解く」部分をいれてほしかった。だって、これでは楽譜(しかも断片)を並べただけだよね??音源もナクソスではなくデータをつけてほしかった。まあ、いまやどの曲もYouTubeで見られるからいいのですけれど。最近手に取る音楽書はずれがおおいな…。

  • しお

    心奪われた歌曲のひとつであるシューマンの連作歌曲集《詩人の恋》が取り上げられていたのと、最近音楽系の本を読み漁っていたため音楽史の復習も兼ねて借りてみた。 大バッハ以降の前古典派から第二次世界大戦前までの音楽史を分かりやすく抑えていた。特に古典派からロマン派にかけての交響曲の変遷は過去一番に分かりやすかったと思う。 掲載楽曲の音源はナクソス・ミュージック・ライブラリーにまとめられていたから、また登録しようか迷ってしまった。大学の時自由に使えていたのがいかに恵まれていたか実感した…。

  • NyanNyanShinji

    C.P.E.バッハのクラーフィア・ソナタとカール・シュターミッツの交響曲の前期古典から新ヴィーン楽派のシェーンベルクのピエロ・リュナーレ、ベルクのヴォツェック、ヴェーベルンの交響曲までの音楽史を、譜例を交えて比較的満遍なく論述。ジャンルも交響曲、管弦楽曲、協奏曲、室内楽、独奏曲、オペラ、歌曲と満遍なく。その譜例のボリュームが半端ない。惜しみなく数十小節分のフルスコアを提示して、そこに著者の解説の書き込みが加わる中々の気合いのこもった一冊だった。楽譜を通して音楽史を俯瞰できた。

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