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ISBN 10 : 4065203767
Content Description
「惚れる男がいてくれることは、なんと嬉しいことだ」羅臼の鮭漁、製鉄所、森林伐採、下水処理、ごみ収集、救急医療、橋脚工事―日常の暮らしを支える現場で黙々と働く男性たちに注ぐ、やわらかく細やかな眼差し。現場に分け入り、プロフェッショナルたちと語らい、自身の目で見て体感したことのみを凛とした文章で描く、行動する作家・幸田文の随筆の粋。
目次 : 濡れた男/ 確認する/ 切除/ 火の人/ 傾斜に伐る/ 都会の静脈/ まずかった/ ちりんちりんの車/ 救急のかけはし/ 並んで坐る/ 橋/ ちどりがけ/ 当世床屋譚―都築彦太郎氏の場合/ 植える/ 出合いもの/ いい男/ 男のひと/ 素朴な山の男/ 男のせんたく/ 男へ
【著者紹介】
幸田文 : 1904・9・1〜1990・10・31。小説家・随筆家。東京向島生まれ。文豪幸田露伴の次女。女子学院卒。1928年結婚。10年間の結婚生活の後、娘玉を連れて離婚。幸田家に戻り、父の傍らにあって家を守り、父の最期を看取る。47年父との思い出の記「雑記」「終焉」「葬送の記」を執筆。その清新な文体が好評を博し、随筆家として出発。56年『黒い裾』で読売文学賞、57年『流れる』で芸術院賞等を受賞し、小説家としても文壇的地位を得た。70年頃から、奈良法輪寺三重塔の再建のために奔走した。著書は他に『おとうと』『闇』『崩れ』『木』『台所のおと』『きもの』他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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愛玉子
読了日:2021/09/26
amanon
読了日:2020/10/18
フリウリ
読了日:2023/08/20
shomma
読了日:2025/01/18
MIYA
読了日:2022/11/14
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