幸村百理男

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Books

東大理三の悪魔

幸村百理男

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784299063083
ISBN 10 : 4299063082
Format
：
Books
Publisher
：
宝島社
Release Date
：
January/2025
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
幸村百理男 ,  

Content Description

Kindleで人気沸騰！ 東大理三出身の医師が描く話題作が待望の書籍化！

「既存の文学賞がキャッチできなかった異形の小説」――海猫沢めろん（作家）

「東京大学を舞台に論理と意識が交錯する世界をめぐる壮大な物語」――野村泰紀（物理学者）

東京大学理科三類に通うノボルは、東大模試で異次元の点数を叩き出し、その後理三に合格した天才・間宮と出会う。彼は間宮と交流を深めていくうちに、天才の圧倒的な世界観に魅了され……。天才とは何か、この世界に隠された秘密とは？リアリティとフィクションが交錯しながら、旧約聖書について大胆な仮説が展開される異色のSF青春譚。

※本作は、Amazon Kindle版として2024年4月に発表された『東大理三の悪魔』、同年8月に発表された続編『東大病院の天使』を合冊・加筆修正し、書籍化したものです。

【著者紹介】
幸村百理男 : 東京大学医学部医学科卒業。二本松眼科病院、虎の門病院などを経て、沖縄県・宮古島にてこうむら眼科を開業。年間１０００件以上の眼科手術をこなす傍ら、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで「ぴーす」として、自身の考えを発信している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    読了日：2025/03/14

    タイトルに興味を持ち、読みました。幸村 百理男、初読です。タイトルから、悪魔的な天才医師の医療ミステリかと思いきや、必ずしも東大理三でなくても良い中途半端な作品のような気がします。あくまで個人の感想ですが、東大（特に 理三）は、所謂本当の神童が受験勉強をせずに入る大学だと思っています。実際に私の高校の同級生はそうでした。 https://tkj.jp/book/?cd=TD063083

  • えみ

    読了日：2025/04/06

    何か途轍もない「真理」の激論が繰り広げられていた気がするけれど、全く理解不能だった。この世界、私の知っている世界とは交わっていない…それはもう見事なほどに何一つ。だけどこれだけは分かる。とんでもない天才という悪魔に出会ってしまったということ。1997年東大生だったタムラは別次元の天才・間宮惣一と出会う。人と違うものが見える二人の共通する意識。その存在に果ては見えない。空想か妄想か想像か夢想か。凡人であることがこんなにも自由だということをこの小説を読み進めるほどに実感する。魅了される存在の不自由さが印象的。

  • ピンガペンギン

    読了日：2025/08/04

    著者のYouTubeをひょんなことから覗いてみて、面白い人だなあと思っていた。その宮古島の眼科医による小説で、SFに近いかな。物理学の知識で創世記を理解する部分は動画でも出てきて、この小説でも第１章が全部引用されている。物理がわからない人（私も）でも、「ウラ三次元」「感玉」「論理玉」、それから主人公が勉強ができるきっかけになった「論理は一次元的、理解は二次元的、実感は三次元的」などが物語の中で、理解（想像？）できるよう組み込まれているので、楽しめた。物理が理解できる人にはもっと面白いかもしれない。→

  • 本詠み人

    読了日：2025/09/01

    初読の作者さん。P.102旧約聖書の途中まで読了。国内最高峰である東大理IIIに入学した主人公とその友人たち(いわゆる天才的な頭脳をもつ人々)のお喋りや主人公の生い立ちが描かれている。はっきり言って全然分からない(笑)他に読みたい本があるので、ここまでで一旦リタイア。

  • geki

    読了日：2025/04/27

    超面白い。7次元、論理球と感球、ウラ世界とオモテ世界、創世記の秘め事。新興宗教ってこんな感じだったりするのかもと思っちゃうほど、魅力的な新しい世界観を見せつけられたような気がする。私にももう一人の自分がいたこと、ラッキーストライクを好んでいること、元Ｔ大だったことは一緒なのだが、見てきたことは作者とだいぶ違っていたようだ。超凡人だしな。本書の、動かなければ、とか、人と会うことで、とか、ベタだけれども、勇気が貰える。好著。

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