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サイレント国土買収 グリーン化礼賛の罠 角川新書

平野秀樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040824352
ISBN 10 : 4040824350
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

脱炭素の美名の下で進む太陽光発電や風力発電。その開発を名目として、外国資本による用地買収が港湾、リゾート、農地、離島にまで及んでいる。経営母体は合法的に不透明化されており、安全保障上の要衝も次々に占有されている。外資による国土買収問題を追う研究者が、再エネ礼賛の危険性に加え、日本各地で水面下に進む買収の現状を網羅的に報告する。

目次 : 第1部 再エネの罠(グリーン化で加速する国土買収/ グリーン化礼賛のツケ/ なぜ外資の国土買収はダメなのか/ ついに新法は成立したけれど/ 世界標準からほど遠い日本の外資規制)/ 第2部 水面下で進む国土買収(組み込まれていく港湾/ 買い尽くされるリゾート/ 農林地―知らないうちに着々と/ 人気の離島/ 新たな標的は産業インフラ/ 教育もグローバルビジネス化/ 日本が終わっていくのを黙って見ているしかないのか)

【著者紹介】
平野秀樹 : 1954年、兵庫県生まれ。姫路大学特任教授。九州大学卒業後、農林水産省入省。環境省環境影響評価課長、農水省中部森林管理局長、東京財団上席研究員などを歴任。大阪大学医学部講師、青森大学薬学部教授も務めた。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • コブタ

    日本の国土が海外資本の的となり、買収されたあとは転売を繰り返し所有者が不明になり税収が滞る。日本人は猫の額ほどの土地、建物でも容赦無く税金を徴収されるのに。そして不気味なのは、海岸線の要衝、自衛隊基地等の近くにソーラー発電の名のもとに広大な土地を取得する海外資本。外資にはa世界が認める法治国家(欧米等の先進国)、bそれ以外の国家(中国、ロシア、北朝鮮など)の2通りが有り、ab共に自国の国土の売買には厳しい規定があるのに、日本には何故無いのか?

  • Ohe Hiroyuki

    本書は、法治国家とはいえず、相互主義も働いていない海外の国の人々が我が国の土地を買い漁っていることに警鐘を鳴らしている一冊である。▼事例紹介が豊富であり、具体的なイメージをもって買収の実態を知ることができる。日頃所有権を意識する場面はないが、所有権は政府すら破れないという権利である。考えれてみればすごい権利なのかもしれない。▼太陽光発電や風力発電は、それまで単なる空き地だったところに価値を認めたのだからものすごい変化が生じていることが改めて理解できたところである。

  • お抹茶

    再エネを隠れ蓑に合法的に日本の土地を買い占めていく中国系企業の動きに警鐘を鳴らす。著者が推測する「真の買収目的」が恐ろしい。出資者の秘匿性を確保でき,倒産して追加の補償を防げる合同会社外資による国土買収でよく使われる。空と海の要衝である自衛隊や米軍の通り道に所有者がよくわからない大規模ソーラー発電所が建設され,レーダー機能の低下,海底ケーブル施設の確保など安全保障上の懸念がある。。外国人所有地が所有者不明になると税金未払いになり,国や自治体が立ち入りにくくなる。

  • shosho

    日本の未来に不安しかない。土地取得や賃借に関しては最低限でも相互主義が必要。合同会社や匿名組合で出資者は身を隠し、問題が起きればフロントの合同会社を倒産させて逃げられてしまう。再エネ礼賛で自然を破壊し日本各地に太陽光発電所がつくられているが、合法的な事業で止める手段がない。FITの買取期間が終われば会社が逃げるのは目に見えている。後に残るのは汚染物質垂れ流しのパネルだけ。

  • かずさん

    将来どうなっているのか不安しかない。

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