「太陽の塔」新発見! 岡本太郎は何を考えていたのか 青春新書INTELLIGENCE

平野暁臣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784413045360
ISBN 10 : 441304536X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
260p;18

内容詳細

いま明かされる知られざる真実「太陽の塔」内部、ついに公開!カラー口絵新規撮影。「太陽の塔という奇跡」その物語がここに!

目次 : 第1章 ベラボーなものを!―思想編(じつは「大阪万博のシンボル」ではなかった!?/ 「観衆を集めろ、ただし留まらせるな」という矛盾する要請 ほか)/ 第2章 実現への気概と冒険心―実務編(原型の“黄金の顔”は鍋のフタだった/ 建設にゴーサインを出した“影の総理”の一声とは ほか)/ 第3章 “生命の樹”は太陽の塔の“血流”だ―展示編(じつは性にあっていた、プロデューサー太郎の手腕/ 日本版『人間博物館』を実現しようと企てていた ほか)/ 第4章 宴のあと、そして再生へ―継承編(万博閉幕後、太陽の塔をどうするか/ 政府は一度、「撤去」の方針を固めていた ほか)

【著者紹介】
平野暁臣 : 空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長。1959年生まれ。大阪万博で岡本太郎が創設した現代芸術研究所を主宰し、イベントやディスプレイなど“空間メディア”の領域で多彩なプロデュース活動を行う。セビリア万博日本館、六本木ヒルズアリーナ、「明日の神話」再生プロジェクトなど話題となった数々のプロジェクトを手がけ、プロデューサーとして太陽の塔の再生を率いた。万博研究の第一人者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 旗本多忙 さん

    70年の日本万国博覧会の時に建てられた太陽の搭。全ての建造物は閉会後直ちに撤去され、シンボルであったエキスポタワーも老朽し後年解体された。しかし永久保存となった太陽の搭は今も静かに鎮座しているのだ。その理由は?また太陽の搭とは何なんだ?なぜ岡本太郎が作ったのか?日本での最大で初のイベントだ万博は。必ず成功をと願い、多くの人の尽力がうかがえる。子供に万博の絵を描かすと皆が太陽の搭を描くらしい。そこまで何故愛されるのか?今後は万に1つもこのようなものは出現しないとか。太陽の搭は静かに宇宙を見つめている。

  • ロビン さん

    この秋、友人と太陽の塔を見にいけることになったので、気が早いけれど予習として一読した。思想編、実務編、展示編の3部構成で、太陽の塔について解説している一冊。「誇らかな、人間の尊厳を象徴」してつくられた太陽の塔だが、そもそもはテーマプロデューサーを任された太郎が「建築なきパビリオン」の施設機能を担保するメカニズムとして発案したもので、観客流動の課題に対処する解法として編み出されたものだったらしい。国家予算を使った太郎の自己主張とかでは全くないのだ。背中の「黒い太陽」も丹下健三の要望から描かれたという。

  • けい子 さん

    地下にある4つ目の顔「地底の太陽」が二代目と知る。当時の本物は兵庫県の自治体に寄贈されその後、行方不明との事。二代目を見ましたが、あの大きさで世界的に話題になった物が、何故そう簡単に行方不明になるのか?私はそこが気になった。絶対どこかにあるはず。

  • T.Y. さん

    《太陽の塔》は元々大阪万博のシンボルタワーではなく、テーマ展示プロデューサーの岡本太郎に誰もそんなものを依頼してはいなかった。人の流れを処理するためのエスカレーターという役目から始まる塔の構想・建築過程、そこに込めた岡本の思想とその技法、そして万博後も残されるに至った経緯と現在の内部復元まで出版物・手稿・インタビューといった各種資料に基づいて辿る。太陽の塔だけでなく、パビリアンの展示内容や予算についても詳述、それが民博に繋がったことも。当時の人々が万博に賭けた意気と豪毅な決断もよく伝わる。優れた一冊。

  • ぴよこ さん

    比較的近くに住んでいるので、太陽の塔公開初日に見に行きました。それまで特に岡本太郎ファンというわけでもなかったのですが、太陽の塔の訴えてくる何かに圧倒されてしまいました。思わず泣きそうになるほどに。 NHKのドキュメンタリーや日曜美術館をみて、もっと太陽の塔を知りたいと思い購入。 太郎が太陽の塔に込めた思いの一片を知ることが出来て、面白かったです。太陽の塔を見に行った人、これから見に行く人は是非読んでほしいと思います。

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人物・団体紹介

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平野暁臣

1959‐。空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長。大阪万博で岡本太郎が創設した現代芸術研究所を主宰し、イベントやディスプレイなど“空間メディア”の領域で多彩なプロデュース活動を行う。2005年岡本太郎記念館館長に就任。総合プロデューサーとして、『「明日の神話」再生プロジェクト』、『岡本太郎

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