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ISBN 10 : 4779127211
Content Description
舞台作品や朗読パフォーマンス、戯曲、日独の両言語で書かれたユニークな詩のなかに見出された文化的自明性への問いを考察。
目次 : 文化を問い直す―文化・アイデンティティ・自由と舞台芸術/ 第1部 演技・演出の妙(異物としての演劇言語―演出家・鈴木忠志の国際共同制作/ 喜劇の文化戦略―セルダー・ソムンジュの『我が闘争』朗読パフォーマンス)/ 第2部 身振りが示唆する文化的問い(「もうひとつのフィクション」のすすめ―岡田利規『God Bless Baseball』における異他的なリズム/ 舞踏文化を動かすには―川口隆夫と田辺知美の『ザ・シック・ダンサー』における踊る主体と観客の視線)/ 第3部 テクストに表れる異和(“今ここ”からずれる風景―ハイナー・ミュラー『ハムレットマシーン』を例に/ 多和田葉子の「越境」―混合文字詩「Die 逃走 des 月 s」を読む)/ 第4部 音楽劇の挑戦(罅割れる憧憬―クリストフ・マルターラー演出『美しき水車小屋の娘』における歌う主体の複数化と家父長制的文化への抵抗/ 越境のオペラ―オペラの越境 シュリンゲンジーフの『さまよえるオランダ人』演出を例に)
【著者紹介】
平田栄一朗 : 演劇学・ドイツ演劇、慶應義塾大学文学部教授
針貝真理子 : 演劇学・ドイツ文学、東京藝術大学音楽学部准教授
北川千香子 : 演劇学・オペラ研究、慶應義塾大学商学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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