芸術立国論 集英社新書

平田オリザ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087201123
ISBN 10 : 4087201120
フォーマット
出版社
発行年月
2001年10月
日本
追加情報
:
18cm,218p

内容詳細

日本再生のカギは芸術文化立国をめざすところにある。人気劇作家・演出家である平田オリザが、こころ、経済、教育などの面から芸術の必要性と、実効性ある芸術文化政策を提言する画期的なヴィジョンの書。

【著者紹介】
平田オリザ : 1962年東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒。劇作家、演出家。劇団青年団主宰。桜美林大学助教授。日本劇作家協会理事・事務局長。「東京ノート」で第三九回岸田国士戯曲賞受賞。2000年、フランスでの「東京ノート」制作、上演をはじめ、ワークショップを含めた海外での活動も盛んにおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 常磐条 さん

    大きな国家的目標を失い、個人の価値観で生き方を決定しなければならない時代における芸術の必要性についての、厳しくも気ままなアートマネジメント論考。基本的人権に表現された「健康で“文化的な”最低限どの生活」が、今(2001年当時)の日本、とくに地方においては達成されていないのではないかという問題点に立ち、トップダウンの文化行政とボトムアップの市民参加の間に達成される「芸術の公共性」が広く認められるには、未だ至っていないですね。。『芸術保険による個人の3割負担』が実現されたらどれだけいいことか(笑)。

  • ミツ さん

    芸術の中でも著者の専門である演劇を主に扱う。劇場の運営や地域との交流、演劇の公教育への取り入れなど、文化行政、ひいては芸術と社会とのかかわりについて「芸術の公共性」という言葉を軸に語る。著者自身も述べているとおり妄想の域を出ない主張や、単なる説教まがいの論もあるが、実際に第一線で活動している芸術家からの提言としては興味深かった。特に劇団、劇場など採算性をある程度度外視しないといけない文化事業の運営を具体的に学ぶ“アートマネジメント”なる学問分野は今後の芸術の在り方を考える上で大事かもしれない。

  • チェコ さん

    8月1冊目。芸術と社会の接点、芸術と行政や市場との関係などを、どう考えればいいのかずっと悩んできた私にとって、多少なりとも示唆を与えてくれる本でした。芸術はいつも小さき者から発信される。著者と同じように、芸術が、電気や水道のように、人々にとってインフラのような存在になればいいのにと思いました。それはどうなの?という部分はあれど、良書です。

  • TOMYTOMY さん

    芸術の軽視は激しく、ハイカルチャーもサブカルチャーも悪い意味でぐちゃぐちゃな日本。 やはり受け取る側だけじゃない、与えやすいように国を上げなければ水準は下がる一方。 効率化や実践的という言葉が何で好きなのか、もはや分からない。この先進国で。

  • 寝落ち6段 さん

    演劇など芸術は、市民の中で当たり前にあるべきだ。今は個の表現の時代にある。学習指導要領を読めば、小学生のうちから「表現」する力を学習していくことになっている。演劇は表現の代表的手法であろう。演劇は、時には心を癒し、昂らせ、思慮させる。心情的豊かさを育むには、もってこいだ。更に演技をしてみたら、表現力がつき、より自分を表すことができるだろう。それら故に、演劇を市民レベルで楽しむことは、国家の基盤である国民に必要だろう。問題は、補助金がどうのとか書いてあったが、敷居の高さだ。これからの演劇人の活動に期待する。

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人物・団体紹介

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平田オリザ

1962年、東京都生まれ。国際基督教大学在学中に劇団「青年団」結成。戯曲と演出を担当。現在、東京藝術大学COI研究推進機構特任教授、大阪大学COデザインセンター特任教授。2002年度から採用された国語教科書に掲載されている平田のワークショップ方法論により、多くの子どもたちが、教室で演劇を創る体験をし

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