小泉八雲 西洋脱出の夢 平川祐弘決定版著作集

平川祐弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784585294108
ISBN 10 : 4585294104
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
390p;22

内容詳細

「信頼できる最大の批評家は読者である。それも日々の読者でなく、何代にもわたる読者である」ハーンの東大講義を引いて平川は結論する、「小泉八雲ことハーンを読者の今なお好しとしている」と。日本人の心をとらえたハーンの魅力を鮮やかに蘇えらせた評伝。

目次 : 第1章 小泉八雲の心の眼/ 第2章 子供を捨てた父―ハーンの民話と漱石の『夢十夜』/ 第3章 泉の乙女―ハーンの再話文学の秘密/ 第4章 稲むらの火/ 第5章 一異端児の霊の世界―来日以前と以後のハーン/ 第6章 草ひばりの歌―ハーンにおける民俗学と文学

【著者紹介】
平川祐弘 : 1931(昭和6)年生まれ。東京大学名誉教授。比較文化史家。第一高等学校一年を経て東京大学教養学部教養学科卒業。仏、独、英、伊に留学し、東京大学教養学部に勤務。1992年定年退官。その前後、北米、フランス、中国、台湾などでも教壇に立つ。ダンテ『神曲』の翻訳で河出文化賞(1967年)、『小泉八雲―西洋脱出の夢』『東の橘 西のオレンジ』でサントリー学芸賞(1981年)、マンゾーニ『いいなづけ』の翻訳で読売文学賞(1991年)、鴎外・漱石・諭吉などの明治日本の研究で明治村賞(1998年)、『ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化』で和辻哲郎文化賞(2005年)、『アーサー・ウェイリー―『源氏物語』の翻訳者』で日本エッセイスト・クラブ賞(2009年)、『西洋人の神道観―日本人のアイデンティティーを求めて』で蓮如賞(2015年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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