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カムカムエヴリバディ 平川唯一と「ラジオ英語会話」の時代

平川洌

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140818725
ISBN 10 : 4140818727
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan

Content Description

終戦直後1946年2月から始まった「ラジオ英語会話」、通称「カムカム英語」は、瞬く間に人々の心をつかみ、困難な時代に生きる人々の希望の光となった―。当時どんな放送をしていたのか、どのように人気となったのか。そして講師の平川唯一はどんな人物だったのか。息子の平川洌が、当時の放送や熱中の様子を紹介する。巻末にNHKの主なラジオ英語講座・略年表を掲載。

目次 : 1 「英語会話」始まる/ 2 占領初期のラジオ講座/ 3 民主主義の息吹/ 4 「英語会話」の生い立ち/ 5 NHKから民放へ/ 6 カムカム・ベイビーズ/ 7 平川唯一の軌跡

【著者紹介】
平川洌 : 昭和16年(1941)、平川唯一の次男として東京・世田谷に生まれる。昭和39年、自由学園最高学部経済学科卒業。同年、ホリー株式会社入社、貿易部に勤務。昭和50年、ホリー商事株式会社を設立、代表取締役となる。慶應義塾外国語学校講師、カムカム英語センター主宰。現在はウクレレの第一人者としてインターナショナルウクレレクラブ主宰。平成20年、ニューヨークのカーネギーホールで日本人として初めてウクレレソロ演奏を行う。ウクレレ教室をはじめ、教則本・CD・DVDなどで普及に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さくら咲く

    岡山の貧しい農家に産まれた唯一さんは16歳、大正7年に渡米し現地小学校に入学し基礎から英語を学ぶ。働きながら大学まで進む。その美しい英語は現地で演劇に関わり培った所も大きいのではと思えた。長いアメリカ生活、昭和24年帰国後の日本でも人を惹きつける豊かな人間性で素晴らしい功績を残している。英語教育史、ラジオ史としてばかりでなく知り得なかった歴史が多々あり興味深い。中でも明治20年代には大勢の日本人が米国へ出稼ぎに行っていた事実。そしてご長男である著者に平川が尊敬する清澤烈の名前を了解を得て付けたこと等。

  • セレーナ

    NHKのラジオ英会話の戦後直ぐの講座と、講師の人生と戦前戦後の空気。ラジオ講座を聞いていた人々の話。もうちょい頑張らないと思った。

  • にこにこ

    テレビで朝ドラの特集をしていてちょっと読んでみた。テキストにカタカナのふりがながあるのはとても良いと個人的には思う。「正しい発音ガー」という人も多いけど、まず口に出せる事が大事かと。特に会話は発音よりもリズムが大事かと。子ども達に「1リットルのリットルを超早口で言ったら小さいって意味になるよ」って言ったら結構それっぽい感じになっていたし。

  • ihatov1001

    終戦直後、戦禍の爪痕がまだ生々しく、人びとが日々の生活に困窮していた時代に、15分間の希望と安らぎを聴者に与えてくれた1本のラジオ英会話番組に関する一冊です。人気の秘訣はテキストのクオリティに加えて、講師の平川唯一氏の優しくまじめな人柄にあったのかなと思いました。語学は短時間でも毎日コツコツと積み上げてゆくのが上達のコツで、ラジオ英会話というのは勉強を習慣づけるきっかけとしてとても良い素材であると思いました。

  • くまこ

    戦前・戦後の日本語英語教育の実情はこの本でしか知らないが、この本の中での英会話講師(平川さん)とリスナー(カムカム・ベイビーズ)達の情熱や努力におどろきました。

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