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「カムカムエヴリバディ」の平川唯一 戦後日本をラジオ英語で明るくした人 Php文庫

平川洌 (ホリー商事(株)代表取締役)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569901480
ISBN 10 : 4569901484
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
平川洌 ,  

Content Description

波乱万丈の生涯を描いた傑作人物伝!農作業に明け暮れた少年時代。十七歳で小学一年生になる。ワシントン州立大学演劇科を首席で卒業。終戦の詔書の英訳を読み上げたアナウンサー。四〇〇人にもおよぶゲストたち。

目次 : 1 津川村で過ごした幼少時代(山間部の農家の厳しさ/ 父親のいない家庭 ほか)/ 2 アメリカでの十九年間(母国からの旅立ち/ グリービンの意味 ほか)/ 3 戦争が残したもの(日本放送協会に採用される/ 太平洋戦争の勃発 ほか)/ 4 いよいよ始まるカムカム英語(ラジオで英語講座をやってみないか/ 初回放送で唯一が伝えたこと ほか)/ 5 カムカム英語が残したもの(いきなりのお別れ宣言/ 「カムカム英語」の再開から終了まで ほか)

【著者紹介】
平川洌 : 昭和16年、平川唯一の次男として東京・世田谷に生まれる。昭和39年、自由学園最高学部経済学科卒業。同年、ホリー株式会社入社、貿易部に勤務。昭和50年、ホリー商事株式会社を設立し、全世界を相手にビズネス取引を展開。現在、同社代表取締役。カムカム英語センター・リーダー。慶應義塾外国語学校で25年間英会話講師を務めた。また、ウクレレの第一人者でもある。国内外で演奏活動をする。現在、18の教室でウクレレ・ソロを教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    「カムカムエヴリバディ」で知った人。子供の頃のことを読むと、まさかこのような人になるとは思わなかったでしょうね。現在は、英語を学ぼうと思えば多くの教科書や学校もあれば、ネットでも勉強できる。ただ逆に情報が多すぎて学ぶ側も混乱するのかも。他に何もなく1日15分のラジオをずっとコツコツと続けるのがいいのかもしれない。

  • へくとぱすかる

    「ラジオ・デイズ」という、ラジオのオープニング集CDに、当時の音声が収録されていて、以前からテーマソングと平川先生の声は知っていたが、敗戦後の日本で、そこまで有名な人だとは思っていなかった。先日キャイーンが司会したTVクイズに、著者であるご子息も出演されていて、人物像を知りたくなった。なぜアメリカに行ったのか、アナウンサーになったのか、「カムカム英語」の担当になったのか、その後はどうされたのか、など知りたかったことがいっぱい。時代の偶然もあるが、人一倍の努力を、むしろ楽しんだというスケールの大きさに感服。

  • Roko

    平川さんの、とにかく英語を身近なものとして感じてもらおうという熱意がすごいのです。文法よりも会話に重きをおいて、直接話をすることでコミュニケーションを深めようという信念が素晴らしい。恥ずかしがらずに声に出す、単語だけでもいいからしゃべってみる、それって大事なことです。この方式を学校の英語教育にも取り入れてほしかったなぁと思います。今年後半のNHKの朝ドラは、さだまさしさんが演じる平川さんが登場するのだそうです。どんなドラマになるのか、楽しみにしています。

  • さばずし2487398

    朝ドラでラジオ英会話で有名な方というのは知っていたが息子さんの手による本書では敗戦の玉音放送の一時間後英語でそれを発信したという歴史的な方だった。放送局に務めていた唯一氏はGHQを迎える際に一人黙々と掃除を始めたという。戦勝国に媚びるのでなく敗戦国であろうが凛とした美しさを持ち続ければ必ず立ち直るという想いだと。それを正に表していると思うのが、カムカム放送の書き起こしの言葉。氏のマイクからリスナーに向けて話す日本語の何と美しい。物事の良いところを見なさい、これがご家族にいつも言っていた言葉だそうだ。

  • ハンバーグ

    戦後の世の中を英語によって明るくした日本人の功績が分かる本でした。現在やっている朝ドラの元になった人物の息子さんが書いた本でその時代ならではの事とか分かって面白いなと感じた。カムカムおじさん事平川唯一さんが色んな出会いをきっかけにラジオで英語を話す事になった。平凡な学生だった所から何度も何度も練習を重ね人から認められるまでに英語を話せるようになった。時代の変化の中で忘れてはいけない日本人の真の強さや心の温かみを感じる本でした。この先のドラマも楽しみになってきました。

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