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広島のともしび 原爆小頭症「きのこ会」と記者・秋信利彦

平尾直政

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784911256275
ISBN 10 : 4911256273
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan

Content Description

記者はなぜ「報道しない」と誓ったのか?

原爆被害者を守るため、自ら報道することを封じた反骨の記者がいた。報道と支援の狭間で揺れながらも当事者に寄り添い、核被害を告発し続けたジャーナリスト・秋信利彦と原爆小頭症の家族会「きのこ会」の60年の記録。

推薦 永田浩三(ジャーナリスト・武蔵大学名誉教授)

「自ら伝えることを封印し、小頭症の当事者や家族をメディア攻勢から守り、盾となろうとした記者・秋信利彦。昭和天皇への渾身の質問の背景に、どんな願いが込められていたのか。そして封印を解き、放送で伝えようとしたものは何だったのか。ジャーナリストだけでなく、核兵器の罪に思いを馳せる全ての人に読んでもらいたい。」

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 東京には空がないというけれど・・・

    広島には、2つのともしびがあるという。ひとつは、平和公園にある「平和の灯」。これは「核兵器が地上から姿を消す日まで燃やし続けよう」と設置されたものだという。もうひとつは「燈燈無尽」のともしび。被爆体験の苦しみと記憶を、1本のろうそくが消えそうになれば、次のろうそくにつないで、無尽に継続していこうというものだという。さらにこの本には、2つのテーマが含まれている。1つは母親の胎内で被爆して産まれた原爆小頭症の問題。もう1つは、ジャーナリズムのあり方の問題である。

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