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小説 木の上の軍隊 宝島社文庫

平一紘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299067753
ISBN 10 : 4299067754
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1945年、太平洋戦争末期の沖縄県伊江島。米軍との激しい攻防戦が展開される。激しい銃撃に追い詰められ、陸軍少尉の山下と沖縄出身の新兵・安慶名のふたりは、大きなガジュマルの木の上に身を潜めた。連絡手段もなく、ふたりは援軍が現れるまで耐え忍ぶことにするが―。実話から着想を得た作家・井上ひさしが原案を遺し、こまつ座にて上演された舞台「木の上の軍隊」。その映画作品を完全ノベライズ。

【著者紹介】
平一紘 : 1989年8月29日、沖縄県出身。大学在学中に、沖縄県を拠点に活動する映画制作チーム「PROJECT9」を立ち上げ、多くの自主映画を制作。主な作品にドラマ「パナウル王国物語」(2020/日本民間放送連盟賞のテレビドラマ部門優秀賞受賞)などがある。脚本・監督を務めた『ミラクルシティコザ』(2022年公開)では、クリエイターの発掘・育成を目的とする映像コンテスト「未完成映画予告編大賞(MI‐CAN)」も受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 文太

    映画ノベライズ本。敵兵から逃れるために木の上に避難した少尉と新兵。戦争の終結を知らずに木の上で隠れ続けていた。地元を日本兵からもアメリカ兵からも奪われた安慶名。階級差だけではなく、そういった思いも2人の溝を深くする。詳しい最後は描かれてはいないが、恥を捨てて生きることを選択し安慶名を助けに向かった山下。2人には生きてほしいと思えた。

  • 栗山いなり

    実話を元にした舞台の映画化のノベライズ。物語の構成上戦争物っていうよりはサバイバル物の要素が強かったなぁって印象。正直そこまで面白いかっていえばそうでもなかった作品

  • 緑つばめ

    1945年太平洋戦争末期の沖縄県伊江島で米軍との激しい戦いが続いていた。その中、2人の日本兵が戦いの末、大きなガシャマルの木の上に身を潜めた。その期間2年あまり。その間に戦争は終結していたのを知ることもなく。今、日本は平和だが、この小説のような戦争が実際に世界各地で未だに行われていると思うとやるせない。

  • 読書家さん#SlY3NS

    映画の予告を見て読みたくなりました。終戦を知らずに木の上に隠れながら2年間生活していた、実話ということ。その間の生活や心情は私には計り知れません…二人のその後、幸せであってほしいですが…

  • まゆこ

    ★★★☆☆

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