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日々賭けをする人々 フィリピン闘鶏と数字くじの意味世界

師田史子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766430141
ISBN 10 : 476643014X
Format
Books
Release Date
March/2025
Japan

Content Description

運と戯れ、現実に驚く
賭博が「生」をアクティベートする

フィリピン社会に深く根ざす賭博実践に注目し、人々が不確実性に身を委ねる姿を通して「賭ける」ことの意味を文化人類学的に考察する

フィリピンにおいて賭博は、政治家から市井の人々に至るまで、社会のあらゆる階層に深く埋め込まれている。本書は、フィリピン社会の日常的な賭博実践、とりわけ闘鶏と数字くじに注目し、日々賭け続ける賭博者たちの姿を鮮やかに描き出していく。なぜ彼らは賭けるのか、賭けを通じた世界にはどのような意味が付与されているのか。「運」によって自らを世界と相関しようとする賭博者たちの思考と実践を通して、「賭ける」ことの意味を探究する。

【著者紹介】
師田史子 : 1992年神奈川県生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教。2016年横浜市立大学国際総合科学部卒業。2022年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(5年一貫制)修了。博士(地域研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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    名もなき賭博者の思考や実践 闘鶏という営為の意味 人々の日常と賭けの風景 数字くじを行う人々 ミンダナオ社会の「日常」 制度と規範の狭間で 違法数字くじの存続と繁栄 公権力による道徳観念の規律化 日常に生きる賭けの倫理 賭博が社会悪の温床となる 闘鶏を中心としたヒエラルキー構造 数字の織りなす意味世界 数字くじの面白さ=偶然性、予測、没入感 ハイリスク・ハイリターン性の「運のゲーム」 数字の探索や予測に没頭する理由 賭けという現実への肉薄 「わかっているけど賭ける」状況 予測不可能性の中に意味を見出す

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