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襲来 上

Hosei Hahakigi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062210720
ISBN 10 : 406221072X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan

Content Description

鎌倉で辻説法をしていた僧侶・日蓮は、やがて他宗派への攻撃を強め「立正安国論」を唱える。幕府が法華経を用いなければ、国内の災害が続き他国からの侵略を受けると予言したのだ。日蓮に仕えていた見助は、その耳目となって予言を確かめるため、九州の対馬に一人で赴くことに…。

【著者紹介】
帚木蓬生 : 1947年福岡県小郡市生まれ。東京大学文学部仏文科卒業後、TBSに勤務。退職後、九州大学医学部に学び、精神科医に。’93年に『三たびの海峡』(新潮社)で第14回吉川英治文学新人賞、’95年『閉鎖病棟』(新潮社)で第8回山本周五郎賞、’97年『逃亡』(新潮社)で第10回柴田錬三郎賞、’10年『水神』(新潮社)で第29回新田次郎文学賞、’11年『ソルハ』(あかね書房)で第60回小学館児童出版文化賞、’12年『蝿の帝国』『蛍の航跡』(ともに新潮社)で第1回日本医療小説大賞、’13年『日御子』(講談社)で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞、’18年『守教』(新潮社)で第52回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    帚木 蓬生、2作目です。鎌倉時代×日蓮×(襲来)という感じで上巻は、一気読みです。続いて下巻へ。トータルの感想は下巻読了後に。下巻は表紙がきちんと表示されているのに、上巻が表示されていないのは、不思議です。

  • ゆみねこ

    安房の片海で生まれた見助が、同郷の日蓮に仕え、耳目となり、蒙古襲来の予言を確かめるため、一人対馬へ赴く。災害が絶え間なくおこる鎌倉時代の描写が胸に迫ります。感想は下巻で。

  • のぶ

    まだ上巻を読む限りだが、タイトルの蒙古の襲来の話は全く出てこない。上巻での主人公は、幼くして両親を亡くした見助という男。鎌倉に住む日蓮上人を慕い弟子として仕えるところから始まる。やがて日蓮は見助に大陸からの襲来に備え、対馬へ赴くよう指示を受ける。上巻の後半はその道中の物語。予想外の展開であったが、こんな静かな展開は物語として悪くない。対馬へたどり着くまでの話が面白く、下巻でどんな話になって来るのかが楽しみだ。早々に下巻に入ります。全体の感想はその後で。

  • さく

    まだ蒙古はやってこない。日蓮宗の日蓮の話。法華経を信じないと、日本は内からも外からも崩れていく、南無妙法蓮華、と唱えなさい、と説く日蓮。日蓮の魅力はまだよくわからないけど、日蓮のことを慕っている主人公の見助は好感が持てて応援したくなる。

  • ちゃま坊

    日蓮関係の史跡が近所に多くあるのでなじみが深い人物。鎌倉時代、津波や大地震や大火と天変地異が続いた。人々は宗教に救いを求める。日蓮は人々に説く。今までの宗教がダメだから災いが起こるのだ。日蓮宗を信じる者は救われる。そして念仏宗法然の悪口を言う。今の政治家みたいだ。元寇の20年前、外敵の襲来を予言した。見助は対馬に派遣される。

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