Special Features Related to This Product

Books

龍貴国宝伝 蝶は宮廷に舞いおりる 集英社オレンジ文庫

希多美咲

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784086804349
ISBN 10 : 4086804344
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan

Content Description

宝具を継ぐ者が玉座に座る「龍貴国」。宝具すり替え事件に巻き込まれ投獄された宝具師の硝飛は、幼馴染みである林迅の手引きで脱獄し、本物の宝具を探すことに。自由奔放な庶民の硝飛、名家の公子で清廉潔白な林迅。家柄も性格も正反対な二人は、やがて国家を揺るがす陰謀と意外な思惑に辿りつき…。脱獄宝具師とカタブツ公子が宮廷の闇を暴く、中華幻想ミステリー!

【著者紹介】
希多美咲 : 岡山県出身。『月下浮世奇談』で2012年度ロマン大賞受賞。受賞作を改題・加筆改稿した『写楽あやかし草紙 月下のファントム』(コバルト文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • よっち

    代々引き継がれる神聖な「宝具」を継ぐ者が皇帝に即位する龍貴国。ところが皇太子が宝具を継承する成人の儀で、若き宝具師・硝飛が宝具を偽物だと指摘してしまうファンタジー。偽物の証拠を示せず儀式を妨害したとして投獄された硝飛が、疎遠になっていた幼馴染・林迅の手引きで脱獄し、二人で宝具とすり替えた犯人を探す旅に出る展開で、浮かび上がるもうひとつの後宮・華郭島の存在と、そこから明らかになってゆく国家を揺るがす陰謀と意外な人物の思惑があって、宝具がすり替えられた真相とそれを知った彼らの選択がなかなか印象的な物語でした。

  • RIN

    純粋に娯楽作品として楽しめる中華ファンタジー。もしこの本に十二国記級の重厚さを期待するなら、それは間違ってますよと諭すけれど、軽やかな文章と心踊る冒険と少しのミステリが楽しめれば充分だと言うのなら、個人的にはお薦めしたい作品。架空の国「龍貴国」の王位継承問題に巻き込まれた宝具師・硝飛と、その幼馴染みで今は名家の公子となった林迅。脱獄から始まる彼らの旅は、やがて国家を揺るがす陰謀と予想外の真実に辿り着く。逃亡者らしからぬ緊張感の無さや突っ込み所満載な緩さはご愛嬌。物語は雨過ぎて天晴る。とかく林迅の愛が重い。

  • だてこ

    成人するときに自分の魂を宿した宝具を持つという世界。皇帝の成人式で宝具師を勤めることになった硝飛。ところが、皇帝で代々受け継がれているはずの宝具が偽物で!?という展開。まぁまぁかな。サブキャラをもっと活かして欲しかった。あと硝飛の宝具の能力が普通に怖すぎ。本人の性格と能力が合ってなさすぎる...世界設定は面白い。

  • まぁ

    さらっと始まりましたが事件の真相はなかなか重いしグロいです。みんな自分の魂が籠った宝具を持つ世界で、その中でも刀鍛冶的な職に就く硝飛さんが幼馴染の林迅さんとすり替えられた宝具の謎を追うバディもので、全体的に久々の再会だけどふたりは仲良し。

  • withyuko

    宝具に持ち主の魂を入れてお守りのようにするというのがすごくいい!と思った。皇帝も庶民もみんな成人の儀のときに宝具を最も近しい親族から贈られ、、、、それは持つ人によって武器だったり装飾品だったりって。素敵だと思った。ストーリーも主人公、硝飛と林迅の友情がさわやかな感じで、宮廷の闇なんかも絡んで続きもぜひ読みたい

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items