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ISBN 10 : 4862233430
Content Description
カナダのヨーク大学名誉教授であり、海外生活の長い著者が「複眼視的マージナルマン」としての視点から、自らの体験や考察を綴った作品。専門である自殺学をはじめ、政治、経済、文化等々と話題は多岐に渡り、欧米と日本それぞれの文化が著者ならではの視点で語られている。単眼視的日本人でもバイカルチュラルな視点が体験できる貴重な一冊である。
目次 : 第1章 私の職業体験から(「マリー、死ぬのは未だ早い―お願いだ、住所と電話番号を教えろ!」/ 「体当たり式」カウンセリング(故石井完一郎氏を偲ぶ) ほか)/ 第2編 歴史・政治編(敗戦記念日(八月十五日)に思うこと/ スエズ侵入とアイゼンハワー ほか)/ 第3章 文化・医療・その他(言語と文化/ 「和魂洋才」と翻訳文化再考 ほか)/ 第4章 私の中の歴史(札幌時代/ アメリカ時代 ほか)/ 第5章 まとめ(マージナルマンの視点―自殺学の「窓」から覗く世界)
【著者紹介】
布施豊正 : Toyomasa Fuseヨーク大学名誉教授(自殺学)。札幌生まれ。道立札幌第一高校卒。1950年渡米。1954年ミズーリ・ウァレイ大学卒業、カリフォルニア州立大学(バークレー校)大学院に進学。同大学で修士号(1956年)と博士号(1961年)取得。1960年代、アンティオク大学、コーネル大学客員教授を経て、1968年カナダに移住。フランス語系モントリオール大学に準教授として赴任。1972年ヨーク大学に正教授(自殺学)として迎えられ、1997年同学定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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