メソアメリカ文明ガイドブック シリーズ「古代文明を学ぶ」

市川彰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787723116
ISBN 10 : 4787723111
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
96p;21

内容詳細

南北アメリカ大陸の中間を意味するメソアメリカでは、紀元前1800年頃から16世紀頃まで、マヤやアステカなどの文明が興った。多彩な農耕、精緻な文字や暦、神殿ピラミッド、石彫芸術、そして都市や王朝を創り、盛んに交流した世界を「豊かな多様性」をキーワードにひもとく。

目次 : メソアメリカ文明とは/ メソアメリカの多様な自然環境/ 「新しい」大陸にやってきた人たち/ 奇跡の作物、トウモロコシの誕生/ 土器の製作と定住化への歩み/ 公共建造物を造る/ 最初の都市ができるまで/ 石に刻まれた世界観と事績/ 洗練された文字体系と暦/ にぎわう国際都市/ 都市間の攻防/ 混迷の時代から生まれた新興勢力/ アステカ王国の誕生/ 神々と生きたメソアメリカの人々/ モノ・情報・人をつないだ地域間交流/ 各地の王や貴族たち/ 人々の日常生活/ 美しい外見と中身の追求/ 現在進行形の生きている文化/ メソアメリカ考古学研究と日本人/ 発掘・修復保存・博物館活動

【著者紹介】
市川彰 : 1979年、茨城県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(歴史学)。名古屋大学高等研究院特任助教、コロラド大学ボルダー校研究員などをへて、2023年2月より金沢大学古代文明・文化資源学研究所准教授。青年海外協力隊員としてエルサルバドルに派遣され、その後、チャルチュアパ遺跡、ヌエバ・エスペランサ遺跡、サン・アンドレス遺跡で発掘調査をおこなった。2022年からメキシコのオアハカ州にあるリオ・ビエホ遺跡の発掘調査を国際共同チームの一員としておこなっている。専攻:メソアメリカ考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 月をみるもの さん

    子供の時に読んだ「三つ目がとおる」でとまっていたメソアメリカについての知識が、古代メキシコ展と「万物の黎明」によって一気に更新され、 この本に辿り着く。この文明ガイドブックシリーズ、マジすばらしい。

  • Abercrombie さん

    紀元前1800年頃から16世紀頃まで、メソアメリカで栄えた文明を、豊富な写真と図版で紹介する。放血儀礼、頭蓋変形、歯牙装飾等の異質な風習、大型家畜がおらず移動は主に徒歩だったこと、統一王朝は成立しなかったこと、マヤとアステカが別個に存在していたこと等々、知らなかった数々の事柄に驚かされる。

  • クラーケン さん

    文の見開きと写真の見開きが交互に並んでて、読みやすくて面白かった。やっぱりメソアメリカ文明の彫刻とか、建物とか凄い心を揺さぶるものがある。あと、文明の詳細は何回読んでと理解できない、土地勘もないし、カタカナの名前が覚えられないし、文献が残ってないせいで、分かりやすい王様のストーリーが無いせいだと思う。

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人物・団体紹介

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市川彰

1979年、茨城県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(歴史学)。名古屋大学高等研究院特任助教、コロラド大学ボルダー校研究員などをへて、2023年2月より金沢大学古代文明・文化資源学研究所准教授。青年海外協力隊員としてエルサルバドルに派遣され、その後、チャルチュアパ遺跡、

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