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團十郎の歌舞伎案内

市川團十郎 (12代目)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569699295
ISBN 10 : 4569699294
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
April/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ドラマより、映画より、演劇より、一流の歌舞伎は面白い。江戸歌舞伎最高位の明跡を継ぐ役者が、自らその魅力を紹介。演者にしかわからない体の動き、心の機微もエピソードと共に明らかにする。

【著者紹介】
市川團十郎 (十二代目) : 1946年東京都生まれ。歌舞伎役者。日本大学芸術学部卒業。十一代目團十郎の長男として、53年市川夏雄を名乗り歌舞伎座で初舞台。その後、六代目市川新之助、十代目市川海老蔵を襲名。そして85年、江戸歌舞伎最高位の名跡である十二代目市川團十郎を襲名。急性前骨髄球性白血病のため入退院をくりかえすも、復帰後の2007年3月に歌舞伎公演としては初のパリ・オペラ座公演を成功させるなど、第一線で活躍を続ける。その功績が認められ、日本藝術院賞、名古屋演劇ペンクラブ年間賞、眞山青果賞大賞、芸術祭賞(演劇部門、優秀賞)、菊池寛賞、フランス芸術文化勲章など受賞歴は数知れず、07年4月には紫綬褒章を受章。(社)日本俳優協会財務理事、文化審議会委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    この著者の十二代團十郎は、私と同年で新之助、海老蔵のころから大ファンでした。第一部は過去の團十郎を紹介することでの歴史を、第二部が歌舞伎のできるまで、第三部で歌舞伎の名作といわれている作品紹介などで好きな人にはたまらないのでしょう。私も一気に読んでしまいました。

  • さきん

    歌舞伎の歴史から、芝居研究の最先端まで。自分としては、縄文時代から能狂言を通って現在に至る芝居の人間に与える意味を考えるのが楽しかった。ヨーロッパは一神教の影響で天を志向し、飛び跳ねることが多いが多神教な日本は、地を志向し、腰を低く、足踏みも多用するなど。

  • Yukiho Akechi

    12代目市川團十郎さんが、母校で講義された内容をまとめた本。なので歌舞伎入門としてとても読みやすいし、一流の歌舞伎役者の目からみた歌舞伎について知ることができてとても興味深いです。特に代々の團十郎の活躍や白粉などのお化粧のお話、有名な演目の裏話のあたりが面白かったです。さらに、團十郎さんが歌舞伎だけでなく、能、人体、人間の進化にまで言及していて、ものすごく知的な方だと思いました。生きているうちに團十郎さんの芝居を見たかった! 蛇足 若かりし頃の團十郎さんの写真が、爽やか坊っちゃんな感じでとても好みだった笑

  • 佐島楓

    おそらく生まれて初めて「勉強しなきゃ!」という意識からではなく、「ただ知りたい!」という感覚で購入した新書。歌舞伎の入門書には、読みやすいので最適。いいなあ、このお人柄。

  • mitsu44

    借り本。十二代目市川團十郎さんの青山学院での講義をまとめたもの。歌舞伎を見たことなく、ほとんど何も知らない自分でも楽しく読めた。聞いたことのあるような話も歌舞伎から来てたんだなーと思った。大事にしたい文化ですね。

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