サイコーの通知表 講談社文学の扉

工藤純子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065226759
ISBN 10 : 4065226759
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
178p;20

内容詳細

4年3組全員で、先生の通知表をつけることに!部下が上司の成績をつける会社があるんなら、小学生が先生の通知表をつけたっておかしくない!クラス一丸となって担任のハシケン先生の通知表作りが始まった。

【著者紹介】
工藤純子作 : 東京都生まれ。2017年、『セカイの空がみえるまち』(講談社)で第3回児童ペン賞少年小説賞を受賞。日本児童文学者協会会員。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    児童書。YA。4年生の3学期の始業式の朝、朝陽(あさひ)たちは2学期終わりにもらった通知表の話をした。大河は「もう少し」が多かったのでお年玉が減らされたと文句を言う。優等生の叶希(とき)も通知表なんて大嫌いだという。1年生から今までの通知表が全て、三段階評価の真ん中だった朝陽は自分が「ふつう」でそれ以上でもそれ以下でもない面白くない人間だと言われているようで嫌だった。通知表や評価について調べた朝陽たちは、「先生の通知表」をつけることにする▽通知表で一喜一憂することってあると思う。大人には耳痛だけど良本。

  • chiaki さん

    「オレたちの運命は通知表に左右される」「通知表なんていらない」「通知表なんてただの紙切れ。あんなので、ぼくらの何がわかるの?」先生から一方的に渡される通知表に疑問を持つ朝陽、大河、叶希は、生徒からも先生に通知表を付けようと学級会で提案する。でもいざ評価を付けようとすると思わぬ壁にぶち当たり…。通知表の在り方について考えさせられる!当たり前とされてきたことをただ受け入れるのではなく疑問に思うこと、No!と言える勇気、教育現場の風を入れ替えるのに必要だよね!ハシケン先生みたいな先生が増えてほしいです。

  • あやっぴ さん

    タイトルと装丁の可愛さに惹かれ、図書館で借りました。よくできる、できる、もう少し…味気なくてわかりづらい通知表の評価。不満に思う生徒たちの手にかかると、こうも面白いものに変わるんだなぁーとその発想力に脱帽です。生徒たちの数だけアイデアも生まれ、先生もだけどこのクラスの素晴らしいチームワークを感じました。

  • 信兵衛 さん

    通知表で大切なことは何なのか、その大切なことを果たすためにはどうしたらいいのか、子どもたちがそのことに気づき、そして行動するところが素晴らしい。 最後は、感動で胸がいっぱいになりました。

  • 柊子 さん

    担任の通知表をつけよう、と考える段階で、その担任が子供達に慕われていることが判る。息子(37)の公立小は、絶対評価「よい」と「もう少し」の2段階のみ。本人は気楽だったかもしれないが、親としては面白くなかったなあ。その昔、相対評価5段階の私の通知表のほうが、スリリングで楽しかった気がする。

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