評伝 スタール夫人と近代ヨーロッパ フランス革命とナポレオン独裁を生きぬいた自由主義の母

工藤庸子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130101318
ISBN 10 : 4130101315
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22

内容詳細

革命勃発時のパリに生き、スタール男爵の妻となったジェルメーヌ―彼女は並々ならぬ情熱で革命に参画し、卓越した政治論を残した。独裁に抗いながら個人の自由を求めつづけたスタール夫人の知的営みとその生涯を、著作の綿密な分析を通して跡づける「知性の評伝」。「近代ヨーロッパ」を問い直す、比類なき挑戦の書。

目次 : 第1章 生い立ち―ルイ十六世の大臣ネッケルの娘―一七六六〜八九年(母の秘蔵っ子/ 啓蒙の世紀と女たちのサロン ほか)/ 第2章 革命とサロンのユートピア―一七八九〜九五年(王権の失墜/ スタール夫人のサロン(第一期) ほか)/ 第3章 政治の季節―一七九五〜一八〇〇年(選択としての共和主義―『国内平和についての省察』(一七九五年執筆、死後出版一八二〇年)『情念論』(一七九六年)/ 総裁政府とスタール夫人のサロン(第二期) ほか)/ 第4章 文学と自由主義―一八〇〇〜一〇年(革命の終結と独裁者ボナパルト/ 『文学論』(一八〇〇年)―「新旧論争」から「南と北の文明論」へ ほか)/ 第5章 反ナポレオンと諸国民のヨーロッパ―一八一〇〜一七年(宗教と哲学とロマン主義―到達点としての「精神の昂揚」/ 亡命者としてヨーロッパを見る―『追放十年』(死後出版一八二〇年) ほか)

【著者紹介】
工藤庸子 : 1944年浦和生まれ。1969年東京大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科教授(地域文化研究)、放送大学教授をへて現在、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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