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日本の「ゲームセンター」史 娯楽施設としての変遷と社会的位置づけ

川ア寧生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784571410703
ISBN 10 : 4571410700
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 序章/ 第1章 ゲームセンターに関する先行研究、および現在までに整理された日本ゲームセンター史の概観/ 第2章 日米ゲームセンター史の比較分析―場所・空間の定着過程に着目して/ 第3章 日本のゲームセンター史が持つ特殊性の分析―社会統制史の観点を中心に/ 第4章 ゲームセンターにおける店舗形態の特徴―先行研究における議論の整理を中心に/ 第5章 ゲームセンターが社会に根付く過程のケーススタディ1 大人向けゲームコーナー―都市型娯楽の新しい形としての「ゲーム機が導入された喫茶店」/ 第6章 ゲームセンターが社会に根付く過程のケーススタディ2 子供向けゲームコーナー―駄菓子屋や玩具屋に広がったゲームプレイの形/ 第7章 娯楽施設としてのゲームセンターの変遷―店舗形態に影響を与えた要素を中心に/ 終章

【著者紹介】
川〓寧生 : 1984年、奈良県奈良市生まれ。立命館大学ゲーム研究センター客員研究員。2020年10月、立命館大学大学院先端総合学術研究科先端総合学術専攻(表象領域)一貫制博士課程修了。博士(学術)。専門は歴史社会学、戦後日本史、社会統制史。ゲームセンターを中心とした娯楽施設について、それらの「場所」にいる人々と娯楽のありようや、施設に対する社会統制が与える社会的・歴史的影響に着目して研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • いぬたち

    ガッチガチの学術書やなと思ったら実際に著者の博士論文等をまとめ再考したものであった。メインはゲーム自体ではなくそれらが置かれ賑わいをみせたゲームセンターという「場」を中心に論じられその空間で営まれた流れを紐解くといった内容である。先人の研究をベースに今まで研究対象とされにくい箇所についてフィールドワークを行い調べられた内容は新鮮でゲーム史の新たな裏側を見ているようで興味深く読むことができた。

  • あんかけ

    読み終え。正直中身よりも元とした資料の数がすごかった。ゲームセンター規制の変遷とか面白かった。学生の頃、あの時間はどう決められていたかと思っていたけどあんまり理由ないっぽいな?あとは規制対象都するべき筐体は何かの返答が興味深い。たしかに、細かく定義してしまえば「それ以外」はすり抜けるからあんまり言いたくないわな。ゲーム制作側も目に付くものとして健全になってきたし、現代向けにそのへんは規制緩くするなりして欲しいとは思うが。それにしても今のクレーンゲームジャングルみたいなゲームセンターはとても悲しい……。

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