Product Details
ISBN 10 : 4863851952
Content Description
言葉と文化の焦土から立ち上がった戦後短歌。「日本」とは何か、「私」とは誰か。この問いはまだ受け取られていない。戦後短歌には未来を見出すための鍵がある。
目次 : 1 出発について(七十年の孤独―第二芸術論の今/ 文脈と批評の力 ほか)/ 2 源について(郷愁と記憶を超えて―「国民の精神的な共有財産」論を考える/ 「黒峠」としての故郷―創られる「日本」と「故郷」 ほか)/ 3 今について(むしろ「語られぬ文語」の問題として/ 文語と口語―時間の文体・無時間の文体 ほか)/ 4 未来について(言葉の「全電源喪失」の後を/ あえて「時間」について ほか)
【著者紹介】
川野里子 : 1959年5月大分県生。千葉大学大学院文学研究科修士課程修了。歌集に『太陽の壷』(第13回河野愛子賞)、『王者の道』(第15回若山牧水賞)など。評論集に『幻想の重量―葛原妙子の戦後短歌』(第6回葛原妙子賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かふ
読了日:2024/11/20
てくてく
読了日:2016/04/16
すずき
読了日:2016/04/30
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