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復帰50年の記憶 沖縄からの声

川満信一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865783544
ISBN 10 : 4865783547
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

思想・文化・歴史から、今、多角的に問い直す。1945年春、住民を巻き込んだ壮絶な地上戦を経て敗戦、52年に本土は連合国による占領を終えるが、沖縄ではなお米軍による統治が続いた。そして1972年の施政権返還から、今年で50年。だが、今なお、日本の米軍基地の約70%が沖縄に集中している。小社PR誌『機』好評連載「沖縄からの声」、待望の単行本化。

目次 : はじめに 復帰五〇年に思う―食卓へ侵入する戦争/ 第1章 思想のゆくえ(沖縄から日本政治を問う―沖縄・日本・アメリカ(元沖縄県知事・大田昌秀)/ 沖縄と戦争―日本国の暴走のなかで(詩人・川満信一)/ 考古学の視点から(元・沖縄県立博物館・美術館館長/沖縄県立芸術大学名誉教授・安里進)/ ハイチャースガ・ウチナー(彫刻家・金城実)/ 石垣島の現在(沖縄社会経済史研究室・川平成雄) ほか)/ 第2章 文化のゆくえ(琉球文化の独自性(作家・大城立裕)/ 琉球の心(近現代沖縄文学研究者・仲程昌徳)/ 琉球文学と琉球語(名桜大学大学院教授/琉球文学・波照間永吉)/ 琉球の絶対平和とジュゴン(ミュージシャン・海勢頭豊)/ 島で生きる―人・自然・神(ライター・安里英子) ほか)/ 絶対不戦の思想―「おわりに」にかえて

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 二人娘の父

    まったく理解できない「感想」を読みつつ、本書の読み下しの難しさを別の視点から。「腐れナイチャー」と批判されることを覚悟の上で、沖縄の一部に確実に存在する「声」(それは多数派ではない)に心を寄せるのは、時にしんどい。琉球からの連続性を強調するその背景にあるものを知るだけに、「その言葉はヤマトの人間に届くのか」という思いがどうしても出てしまう。「お前に何が分かる」という思いを抱きながら、それでも私はこの「声」たちに向き合うべきだとあらためて思い知らされる。

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