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文化外交の逆説をこえて ドイツ対外文化政策の形成

川村陶子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815811471
ISBN 10 : 4815811474
Format
Books
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

文化交流への国家の関与という、内外・硬軟が交差する繊細な領域を分析する理論枠組みを示すとともに、冷戦期に発展したドイツの先端的とりくみに注目。戦後復興とナチの過去、東西競争や外国人問題を背景とする政策形成過程と具体的実践をつぶさに検証し、現代日本の文化運営にも示唆を与える意欲作。

【著者紹介】
川村陶子 : 1968年東京都に生まれる。現在、成蹊大学文学部国際文化学科教授、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • BLACK無糖好き

    文化外交の立案実施において、多様なアクターの活動に政府関係者が介入することで〈国〉の方針が全面に出やすくなる。また、税金を用いた公共政策に対する政治的な紛糾など、政府・行政の側が真剣に取り組もうとするほどうまくいかないという逆説的状況が生じやすくなる。本書は西ドイツが独裁と侵略の過去との向き合いや〈東〉のプロパガンダとの競い等から、〈ゆるい〉文化外交が培われ、逆説を回避する特徴とその様相を解明している。◇ドイツの事例にとどまらず、このテーマの研究領域の幅広さを示しているところも本書の価値を更に高めている。

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