あみかけクジラ クジラむかしむかし

川村たかし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784776408895
ISBN 10 : 4776408899
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;27

内容詳細

およそ400年前、紀伊国・太地では、クジラは村人が生きるための大切な糧だった。太地の漁師たちは、クジラと向きあい、クジラとともに生きていた―太地の大男、でんじは、村一番の漁師だった。ある日、入り江の外に現れたクジラをしとめようと、でんじは一人で立ち向かう。雄々しいその姿に仲間たちも心動かされ、村をあげてのクジラとりが始まった。クジラむかしむかし三部作待望の復刊!

【著者紹介】
川村たかし : 1931‐2010。奈良県に生まれる。奈良県学芸大(現・奈良教育大学)を卒業後、花岡大学に師事し創作活動を始める。奈良県五條市の小・中学校・高等学校教諭を経て、奈良教育大学、梅花女子大学教授を務めた。1978年『山へいく牛』(偕成社)で野間児童文芸賞を受賞、1980年『山へいく牛』『北へ行く旅人たち‐新十津川物語』(ともに偕成社)で路傍の石文学賞、1989年『新十津川物語』全10巻(偕成社)で日本児童文学者協会賞、産経児童出版文化賞大賞、1995年『天の太鼓』(文渓堂)で日本児童文芸家協会賞他受賞多数。2002年紫綬褒章、2010年旭日小綬章

赤羽末吉 : 1910‐1990。東京に生まれる。1959年、日本童画会展で茂田井賞受賞。1965年『ももたろう』(福音館書店)、『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)でサンケイ児童出版文化賞、1968年『スーホの白い馬』(福音館書店)でサンケイ児童出版文化賞、アメリカ・ブルックリン美術館絵本賞、1973年『源平絵巻物語・衣川館の巻』で講談社出版文化賞、1975年『ほうまんの池のカッパ』(銀河社)で小学館絵画賞、1980年国際アンデルセン賞・画家賞を受賞。他受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    クジラむかしむかし@ひよりじいさんが語る昔話。でんじという大酒飲みの乱暴者がいて、一人で漁をしていた。いえもんは村の人達と協力してくじら漁をやることを決意する。いよいよの時、でんじの思わぬ活躍で母親くじらをしとめるがでんじは...▽赤羽末吉さんらしい、力強い絵本。

  • ちえ さん

    〈クジラむかしむかし三部作の一作目〉昔々、紀伊国太地の話。クジラを生きるための糧として大切にしていた太地の村。村一番の漁師でんじは酒飲みの一匹狼。人の言うことなんか聞こうとしない。ある日親子で来た子供のクジラを獲ろうと一人で海に出る。子供を守ろうとする母クジラ、赤羽末吉の絵の迫力。

  • どら母 学校図書館を考える さん

    豪快で繊細

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく  さん

    クジラむかしむかし@ 全3巻 約400年前、紀伊国・太地で行われていたクジラ捕り(捕鯨)のおはなし。一匹狼的なでんじ、いえもんを中心に立ち上がる村人たち、そして母子クジラ 全3巻の序章だと思うと、先の話も期待できる。村総出で舟や網を作っているところは見開きのページになっています。 【SDGs8 働きがいも経済成長も(仕事 職業 漁師・海女・猟師・木こり)】

  • あおい さん

    いつも一人で漁をし飲んだくれては皆に迷惑をかけていたでんじがクジラを取るため皆のために命をかける。子クジラを守る母クジラの思いの強さに心打たれた。

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人物・団体紹介

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川村たかし

1931‐2010年。奈良県五條市に生まれる。日本児童文芸家協会会長、梅花女子大学教授などを歴任。1993年、北海道新十津川町に「新十津川物語記念館」が開設される。紫綬褒章・旭日小綬章を受章

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