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戦争と看護婦

川嶋みどり

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336060419
ISBN 10 : 433606041X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大戦中、看護婦が「戦時召集状」によって召集された事実を知っていますか?看護婦たちが、あの大戦でいのちをかけて救護活動をした史実を、多くのインタビューと豊富な資料によって、いま明らかにする。

目次 : 第1部 戦争と看護(戦争と看護/ 戦争と私)/ 第2部 戦争と赤十字(戦争と赤十字/ 赤十字看護婦が受けた教育)/ 第3部 第二次世界大戦と看護婦(赤十字条約はなぜ守られなかったのか/ 日赤看護婦、本土空襲下の救護/ 被爆者救護と救護看護婦/ 満洲派遣日赤看護婦、ソ連軍侵攻と中国抑留の体験/ 日赤看護婦、性暴力被害と精神障害の現実)

【著者紹介】
川嶋みどり : 日本赤十字看護大学名誉教授。2007年第41回ナイチンゲール記章受章

川原由佳里 : 日本赤十字看護大学准教授。専門:基礎看護学、看護理論、看護歴史

山崎裕二 : 日本赤十字看護大学教授。専門:教育学(教育史)、看護(教育)史

吉川龍子 : 元日本赤十字看護大学図書館司書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ころりんぱ

    赤十字看護大学の先生たちによる講義形式で読みやすかった。戦争があれば当然負傷者が出て、それを看護するための人間が必要になる。赤十字社は日清戦争の頃には従軍看護婦というシステムを作っていた。確かに大河ドラマ「八重の桜」で、新島八重が負傷兵を看護していたのは、この赤十字社に所属していたのだったな。戦場に送られた看護婦の体験した悲惨な出来事がたくさん引用されていて、ちょっと滅入ってしまった。人を助けることが使命と思っていなければとてもとても耐えられる環境ではない。闘っていたのは兵士だけじゃなかった。

  • くらーく

    第二次世界大戦では、看護婦(女性)も前線で戦っていた事を忘れないように。 つくづく、どうして戦争をしたのかなあ、と思わざるを得ない。開戦の判断に女性は全く立ち会っていなかっただろうに。

  • 夕立改二

    事実よりも思想的な記述に重点が置かれており、偏りがある印象。

  • tecchan

     戦争には幾多の女性が若くして家族と離され、看護婦として召集され、戦地,内地,病院船などで看護に従事、多数が犠牲となった。戦後も精神を病んだり、生活困窮したものも多い。 戦争は、決して男だけのものではない。この本は、日本赤十字社の看護婦達が太平洋戦争でどのように活動し悲惨な運命を辿ったかを日本赤十字看護大学の先生方がまとめたもの。

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