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はやぶさ、そうまでして君は 生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話

川口淳一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784796678919
ISBN 10 : 4796678913
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人類初の快挙、サンプル回収に成功!「はやぶさ」生みの親・川口教授がはじめてすべてをつづった!日本の宇宙開発の歴史を変えた、前人未到のプロジェクトの全容がここに。

目次 : 第1章 限界に挑戦し続けた7年間/ 第2章 新たな歴史の扉を開く決意/ 第3章 絶対に失敗できない挑戦/ 第4章 希望とともにイトカワへ送り出す/ 第5章 何があっても帰還させる執念/ 第6章 高い塔を建てなければ、新たな水平線は見えてこない/ 「はやぶさ」7年、2592日間の航海の軌跡

【著者紹介】
川口淳一 : 宇宙工学者、工学博士。1955年青森県生まれ。京都大学工学部機械工学科を卒業後、78年東京大学大学院工学系研究科航空学専攻に進学。83年、同博士課程を修了後、旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任。88年に助教授、200年に教授に就任。ハレー彗星探査機「さきがけ」「すいせい」、工学実験衛星「ひてん(MUSES‐A)」、火星探査機「のぞみ」などのミッションに携わり、「はやぶさ(MUSES‐C)」では、プロジェクトマネージャーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しいたけ

    「はやぶさの日」に大急ぎで読み始めた。以前観たドキュメンタリー映画は、主人公がはやぶさだった。宇宙で迷子になったのち満身創痍で地球に帰り、大気圏再突入で燃え尽きる前に目にした故郷・地球の画像。はやぶさは意志を持った傷だらけのヒーローだった。涙と嗚咽で観た映画だった。この本はあのときの感覚をさらに増幅してくれる。はやぶさは技術者たちにとって、ある時から仲間であり希望となった。何度も失意の底に落とされながら、技術者たちも、はやぶさも、立ち上がり、もがき、また前に進む。そこに解明できない奇跡が生まれる。

  • きみたけ

    面白かった😆著者は「はやぶさ(MUSES-C)」のプロジェクトマネージャーを務めた、宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授の川口淳一郎先生。「はやぶさ」プロジェクトの発端から、開発、打ち上げ、そして7年間の航海の間、リーダーとして何を考えどのように運用してきたのかを克明に書き綴った一冊。小惑星からのサンプルリターンという前代未聞の使命を果たした「はやぶさ」の奇跡(もはや神のイタズラレベル!?)に感動しました。

  • ポルトン

    2003年宇宙科学研究所、宇宙開発事業団、航空宇宙技術研究所の三団体に分かれていた日本の宇宙関連組織はひとつに統合されて現在のJAXAが誕生しました。「はやぶさ」は糸川英夫博士の意思を継ぐ宇宙研が最後に開発した探査機です。「はやぶさ」の開発から運用、帰還までをプロジェクトマネージャーである川口淳一郎教授が振り返った本書。 『高い塔を建てなければ、新たな水平線は見えてこない』これは「2番じゃダメなんですか?」って発言に対しての答えなのかな! 新たなる水平線を目指す「はやぶさ2」のリュウグウ到着の記念に再読♪

  • Willie the Wildcat

    QCD+CS。Stakeholderに納税者や、次世代の夢を担う子供たちも含む、壮大なプロジェクト。リスク管理・需要に基づく、短時間での決断・実行。通信不可時に意図的に会議を増やした点など、チームの動機付けに常に取り組む著者のPMスタイルが印象的。”カプセルの落書き”もその賜物!?想定外のGood/Bad News。前者は必然性も感じるが、後者は単なる奇跡ではなく人々の想いだと信じる!諦めない!蛇足だが、飛不動尊に中和神社は御利益があるなぁ。(笑)本著も長男へ贈呈!

  • Kikuyo

    60億キロの旅をして帰還したはやぶさ。探査機を擬人化させて見守る人々、大気圏再突入シーンはやはり涙。満身創痍の7年間の旅路、日本の宇宙開発にとってとてつもなく大きな成果だ。勇気と自信、川口さんのパイオニア精神、「幸運を本当の実力に」の言葉が印象的。

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