思い出が消えないうちに

川口俊和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784763137203
ISBN 10 : 4763137204
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
382p;19

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コーヒーが冷めないうちにの第3作。 1、2...

投稿日:2021/07/29 (木)

コーヒーが冷めないうちにの第3作。 1、2作は東京の喫茶店フニクリフニクラが舞台だったが、今度は舞台を函館に移して過去や未来へ。 過去や未来に行っても起きたことは変えられないが、心は変えられる。とてもいい話。映画の2作目は予定ないのかな。

ヤックン さん | 岡山県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ウッディ さん

    「コーヒーが冷めないうちに」シリーズ第3弾。舞台が函館に移り、「もし世界が終わるとしたら?」という本が登場したりと、少し変化を付けてます。4つの物語はいずれも、死をテーマにした内容で、両親を亡くしたことで苦労した娘、妻の夢であったコンテスト優勝を果たした芸人、唯一の肉親である妹の急死を受け入れられない姉、幼なじみに自分の想いを伝えられず難病治療に行かせた男、亡き人と会うことで、主人公の心そして未来が変わります。ジーンと温かい気持ちになったけど、これってお墓参りと同じなのでは思ったお彼岸の午後でした。

  • うっちー さん

    パターン慣れしましたが、寂しい感動が続きます

  • どんふぁん さん

    2018年11月3日読了。舞台を函館に移して、登場人物も変わって、ちょっとマンネリしてた話に少しハリが出てきた感じ。くどい設定にも慣れてきて、そこそこ楽しんで読めました。最後の話はハッピーエンドにしてあげたかったなぁ。このシリーズ、若くして人死にすぎだよ。

  • Yunemo さん

    東京から函館へ、「フニクリフニクラ」から「ドナドナ」へ、白いワンピースの女性から黒服の老紳士へ、正直、設定が粗過ぎてとの最初の想い。ほんとはミキのその後を知りたかったのも事実で。背景にいるのが何故ユカリさんなの。でも、もし、明日世界が終るとしたら?100の質問をベースにして展開する4つの話に、心動かされます。人の死が不幸の原因とはならず、の想いが4篇に沁みわたっています。現実は変えられなくても今できること、未来はわからなくても伝えるべき想い、身につまされますね。現実は変わらなくても変わるものもある、理解。

  • のり さん

    北海道にも奇跡の喫茶店があったとは。しかもオーナーが「流」の母とは。強烈なインパクトを持つ偉人と言っても過言ではない。「数」の七歳の娘「幸」が可愛く賢すぎる。本好きでセレクトしたカテゴリーも凄い。本作でも純粋に心打たれるから、良心が穢れきっていないと自己評価できた。100の質問のあとがき、著者にもそうくるかと感心。

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人物・団体紹介

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川口俊和

大阪府茨木市出身。1971年生まれ。小説家・脚本家・演出家。舞台『コーヒーが冷めないうちに』第10回杉並演劇祭大賞受賞。同作小説は、本屋大賞2017にノミネートされ、2018年に映画化。川口プロヂュース代表として、舞台、YouTubeで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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