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ドイツの失敗に学べ!

川口マーン惠美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784898319116
ISBN 10 : 4898319114
Format
Books
Publisher
Wac
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本はドイツを“反面教師”にせよ!日本人のドイツのイメージは重厚で知的で冷静。しかも、「ドイツにはその昔、音楽も、医学も、法律も教えてもらったし、戦争の時は軍事同盟も結んだし…」などと、親近感の持ち方も半端ではない。多くの日本人は今でも「ドイツとは、真面目で勤勉な人たちが住むハイテク工業国だ」と信じている。ところが、いつの間にかすっかり様変わり。人々が勤勉に働き、電車や郵便が正確に機能するドイツは、すでにない。それどころか、エネルギー政策の失敗のせいで国際競争力が失われ、この調子ではいつまでハイテク工業国でいられるかも怪しい―。

目次 : 序章 メルケルの「理想」がドイツの「凋落」を招いた/ 第1章 「移民・難民」…先進国で次々に巻き起こる異変/ 第2章 異常な「極右」排除が突き進む「全体主義」/ 第3章 非科学的で不合理だった「脱原発」と「再エネ」/ 第4章 地獄に堕ちても中国を捨てられない/ 終章 日本はドイツよりも先に「米国依存」から脱せよ

【著者紹介】
川口マーン恵美 : 作家。日本大学芸術学部音楽学科卒、1985年にドイツ・シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。2016年、『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)で第36回エネルギーフォーラム賞・普及啓発賞受賞、18年に『復興の日本人論 誰も書かなかった福島』(グッドブックス)が第38回の同賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 旅するランナー

    ドイツの国力低下はメルケル元首相の諸政策が元凶となっている。経済繁栄のドイツ、人権擁護のドイツ、環境重視のドイツという夢物語に国民はのせられた。難民の過剰な受入れに起因した治安悪化。エネルギー政策の失敗によるコスト上昇、ロシア・中国頼み、優良企業の海外脱出。極右排除という名のもとに突っ走る全体主義化。そして、主要メディアは誤報の自由、報道しない自由を堂々と駆使して、不都合な真実を隠蔽してる。理想を見過ぎたメルケルか、現実を見透したトランプか、どにらが正しいのか分からなくなってきました。

  • absinthe

    面白かったし説明も腑に落ちた。左傾化しすぎた現状と、それに伴う思想の変化や社会の変化。行き過ぎた環境保護思想は、エネルギー政策をゆがめ、失敗が明らかになっても固執する。LGBTQ問題、移民問題など長い間の左傾化が様々な問題を引き起こした。最近になってAfDが人気を伸ばし、確実に反動が起こっている。再生の芽はその辺りにあるだろう。著者はかなり保守の考え方らしく、absintheと傾向が似すぎているので、読むときは逆に注意した。

  • サワークリーム

    法改正で「難民→移民→帰化」のプロセスを迅速化。このまま行けば、ドイツ生まれよりも多くなる日は遠くない。明日の日本の姿。なぜ、EUが拒んだ難民の受け皿になりたいのか?少子化だから外国人が必要なのではない。外国人が増えるほど少子化が進む。貧困になる。国民は1日も早く目を覚まし、それで儲る政治家を選んではいけない。多文化共生などという美句に騙されないように。本当に助けたいなら、国連の組織を通して受け入れれば良い。飛行機に乗ってくる難民なんて、おかしいと気づくべき。

  • Ryoichi Ito

    「16年も続いた前メルケル政権は,好景気時代に内需を疎かにし,国防費を切り詰め,警察も縮小し,国土強靭化のための公共投資などには,ほとんどお金を使わなかった。疎かにされたのは教育も同様で,その被害は今や甚大だ」 全編,日本のことを書いているのかと思った。どこの国でも左派イデオロギーが支配すると国民の生活はひどいことになるようだ。

  • 白いカラス

    戦後、日本もドイツも経済発展をした国ではあるが。昨今両国とも下降線を辿っている。「再生エネルギー」「中国依存」「移民」どのテーマをとっても現在の日本の課題となるべきことが見え、今後の日本の指針となるのではないかと思います。

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